その神経がわからん!その62 254: 名無しさん@おーぷん 20/12/02(水)22:09:33 ID:Ny.3o.L1 数年前、夫が深夜に頭の血管を詰まらせました。嘔吐、脱糞などあたりは惨憺たるありさまでした。臭いがすごかったのを覚えています。吐瀉物を喉につまらせないよう横向きにしてすぐさま救急車を呼びましたが、到着する頃に意識を取り戻した夫は救急車の乗車を拒否。呂律が回ってないのに大丈夫だと言うのです。救急隊員の方たちも無理に乗せられないと言い、私は気が遠くなりました。その後夫の意識が再びなくなったので頼み込んで乗せてもらい、ギリギリのところで夫は命を繋ぎました。右半身に麻痺が出たものの、夫は節制をはじめみるみる体重を減らし、別人のようになりました。しかしこのコロナ禍で夫の悪い虫が騒ぎ出したのです。ジムが休館となり、自粛ムードに出歩くのも憚られる状態。たちまち運動不足になりました。やることがないのでストレスから食欲が爆発して、夫の暴食が再開しました。あっという間に太っていく夫に私はなにもできませんでした。言い訳ですが、いくら気をつかった食事を出そうが仕事中や帰宅途中に暴食されては打つ手がありませんから。そしていつかのように夫を脳梗塞が襲いました。くしくもあの時のように就寝中のことでした。でも、私は冷静でした。二度目だから処置に慣れていたとかそんなんではありません。前回の時、医師からかけられた言葉を覚えていたからです。医師曰く、あと30分遅かったら夫は命を落としていたそうです。だから待ちました。30分以上すぎてからようやく私は動き出しました。すでに呼吸が細くなっている夫の名を呼び、119に電話をかけ、献身的に手当てをしました。結果的に夫は亡くなりましたが、後悔はしていません。結婚してからずっと夫の不摂生ぶりには悩んできました。野菜を取らず、好き嫌いが激しく、味の好みがうるさくてストレスでした。大の病院嫌いで、歯医者にも行かないので夫の歯が抜け落ちたことも知っています。前回の時以降生活習慣を改善してくれたので抑えていましたが、夫の不摂生が復活したので我慢ができなくなったのです。好きで病気になったのだから、好きに逝かせてやりました。人として最低な行いをしたのは認めます。だからこれは私の神経がわからない話です。…