心のド真ん中に いつも 昔の恋人がいる part.6 501: 名無しさん@お腹いっぱい。 2007/04/26(木) 06:58:59 相手の家柄が最悪だと、親と親戚中から猛反対され、泣く泣く別れてしまった彼女。 一方、やけっぱちでもうどうでもいいやと2年後に見合い結婚した俺。 嫁vs姑の問題が勃発し、親父は脳梗塞で寝たきりとなったある日、ふと気付いた。 どんなに反対しても、親や親戚は俺の老後の面倒をみてくれるワケじゃない。 好きでもない女よりも、親の肩を持ってしまい、庇ってやるだけの愛情もない。 好きな女と結婚していたら、こうではなかったと思う。 「貴女と一緒にいられるなら、ご両親との同居も構いません。 辛いことがあっても我慢します。なにがあっても貴方と一緒なら頑張れます。 どんなことが起こっても、私を庇ってくれると信じてるから」 と、結婚を了承してくれた彼女。 嫁が怒り狂うのを見るたびに、彼女の言葉を思いだした。 嫁と別れを決意したとき、両親も元カノとの関係をぶちこわしたことを俺に詫びた。 自分が寝たきりになった時、今の嫁にはなにをされるか解らない。 家柄や育ちの問題ではなかった。本当にすまなかった。あなた達の人生を無茶苦茶にした。 できることなら彼女にも、すまなかったと伝えてくれと。母親が泣いて詫びた。…