元スレ 全てのレス 2:名無しさん@おーぷん:21/08/26(木)00:37:36 :4RKx 「黒埼ちとせさんでお間違いありませんか!」「え、えぇ……そう、だけど……」 そう私に声をかけてきたのは、どこからどう見ても死神としか言えないような存在だった。全身黒づくめで顔にはドクロの仮面。手には私の背よりも大きな鎌も持っている。 なかなか寝付けずに窓の外に浮かぶ月を眺めながら月光浴をしていた時だった。ふいに背後から声をかけられた。千夜ちゃんはもう眠っているはずだし、何より声が千夜ちゃんとは全然違う。初めて聞く声。 そんな謎の声に若干の恐怖を覚えながら振り返ってみると、この人(?)が居た。「は、初めまして! 私、死神と言います!」 衝撃過ぎるほどストレートな挨拶だった。…