1:田杉山脈 ★:2021/07/22(木) 13:39:45.14 ID:CAP_USER.net “結論からいいましょう。全米でもっとも売れたトヨタ車はSUVのRAV4でした。さすがにトップ3を形成するアメリカン・ピックアップトラックには敵いませんが、好敵手であるホンダCR-Vと約7000台差の4位にランクイン。 ちなみに日本市場の上半期でこの2車を比較した場合、トヨタRAV4が28,383台で13位、ホンダCR-Vがトップ50圏外でデータなし。トヨタSUVの単独トップは5位のハリアーで48,272台を記録しています。では、早速全米トップ10を見てみましょう。 【2021年上半期 全米ベスト10】 1.フォードFシリーズ 362,032(367,387)-1.5% $29,290~ 2.ラムピックアップ 313,068(246,253)+ 27.1% $28,855~ 3.シボレー・シルバラード 286,410(264,442)+ 8.3% $29,300~ 4.トヨタRAV4 221,195(183,360)+ 20.6% $26,250~ 5.ホンダCR-V 213,199(138,898)+ 53.5% $25,350~ 6.日産ローグ 182,289(106,965)+ 70.4% $24,060~ 7.トヨタ・カムリ 177,671(125,899)+ 41.1% $25,045~ 8.ホンダ・シビック 152,956(127,858)+ 19.6% $21,700~ 9.トヨタ・ハイランダー 144,380(79,071)+ 82.6% $35,085~ 10.トヨタ・カローラ 143,538(100,721)+ 42.5% $20,075~ ※価格は各モデルのエントリープライスです(2021年6月末時点) ※( )内は前年比 ※出典:Motor Intelligence このランキングで興味深いのは4~6位のSUV3台です。注目は新型日産ローグ(日本名エクストレイル)であり、数字的にはなかなかいい勝負をしています。この日産ローグにはローグスポーツというボディ形状の異なるモデルもあり、データ的には合算した数字なのですが、新型効果も手伝って勢いがあります(2020年10月下旬より発売中)。 そして侮れないのはカムリです。ボディ形状はセダン一択。カローラのようなバリエーション、伝統あるシビックと比較すれば大健闘といえるでしょう。カムリはこの2車と比較して価格的にもひとクラス上なのですから。 9位のハイランダーは日本未発売モデルのSUV。かつてはクルーガーの名で販売されていましたが、日本では継続販売されませんでした。現在は第4世代となり全長が約5mとサイズアップ。日本では使いにくいかもしれません。 カナダとメキシコを含めた北米エリアで見ても、やはり多数を占めるのはSUT(スポーツユーティリティトラック)です。便宜上、働くクルマという位置付けで、乗用車より保険料が安価となるため人気があります。また、都市部を除けばラフロードの多いお国柄も影響しオールマイティな使いやすさがあります。 ランキング11位から20位は、トヨタ・タコマ、GMCシエラ、ジープ・ラングラー、フォード・エクスプローラー、ホンダ・アコード、ジープ・グランドチェロキー、スバル・フォレスター、マツダCX-5、スバル・アウトバック、フォード・エスケープとなり、やはりSUVの人気が際立ちます。いまやライフスタイルの最大公約数がSUVといえるでしょう。”…