引用元: 「ほんのりと怖い話スレ 127」より 86: 本当にあった怖い名無し 2017/12/27(水) 11:27:13.94 ID:SxfKUkBtT 小学生の頃の体験談。実家(祖母の家)の農具とかをしまってある木造の物置に兄弟で探検しに行った。一階は古い農具なんかが占めてて、よくおばあちゃんの蔵整理を見てたから見知ってたんだが、ある日二階が気になって、弟を連れて電気もない物置の二階に、板の隙間から漏れる光だけを頼りに上って行った。二階には畳まれた鯉のぼりやひな人形、あとは神事で使うような鈴、祭りの提灯など、行事で使う小物が収められているようだった。ほこりが積もって湿気で固まったような黒い煤で、どこを見ても真っ黒だった。降りようとした俺たちの背後から不意にノックの音がした。え、と思って振り、弟も釣られて振り返る。二人でしばし固まる。またノックの音。急かすようでもない弱弱しい音に特に恐怖も感じず音のする壁に近づくと、ドアらしきものがあった。まるで壁の一部の様に枠もノブもないドアで、寸法の合う木の板をただはめた様にも見えるが、床には何かが擦れた跡が弧を描いていて、その板が開閉するものなのは間違いなさそうだった。…