1 名前:バイト歴50年 ★:2026/08/20(木) 06:31:34.80 ID:28Td0ndp9.net 先日、東海道新幹線に乗った際のこと。東京行きの「のぞみ号」で通路側の席に座り、窓側には20歳前後と思われる女性が2人座っていた。あるタイミングで筆者の隣、つまり3人掛けの真ん中に座る女性が立ち上がったので、足を引いて通れるスペースをつくろうと思った。だが、筆者が動く前にその女性は、なんら声をかけることもなく、筆者の足をほとんど蹴る勢いでまたいで通路に出たのである。 唖然として声も出なかった。何人かにこのできごとを話したところ、どうやら、筆者だけが経験した特別なことではなかったようだ。 まったく同じことをされた、という話をいくつも聞かされた。グリーン車を予約したのに、自席が隣の人が荷物置き場にしているのは普通で、それを退ける際に詫びの一言もないのも、また普通だという。弁当を食べていた若い男性に、足の上に箸を落とされても、黙って拾うだけで「すみません」の一言もない。みなそんな体験ばかりしている。 そこで筆者は以後、新幹線に乗るたびにあえて通路側の席を予約し、窓側や中央の席の人が化粧室などに行くとき、どのように行動するかを観察することにした。 すると、少なくとも筆者が見た範囲では、「すみません」とか「通してください」などと声をかけた人はいなかった。前述の女性のように、こちらが身を引く間もなく隣席の人の足を蹴るようにしてまたぐのは、さすがに例外だとしても、ほとんどの人が黙って筆者の足をまたいでいった。 最近、リクライニングを倒す際に、後席に声をかける人は多い。これは一種のマナーとして広く共有されているから、それに従う人が多いということだろう。だが、席を立つ際の声かけは、そこまで定着していない。そのため、黙って人の足をまたぐ人が増えているのだろうか。 そうだとすれば、日本人が他者の立場を想像し、自分の行動が相手にどう受け取られるかを考えなくなったということだ。 あるいは、新幹線の車内の通路でだれかとすれ違うとき。これも今年になってからのことだが、通路は狭いので、筆者はあえてデッキまで下がって、向こうから若いカップルを通した。 ところが、カップルの男女どちらも、譲ってもらうのは当然とばかりに礼をいわず、会釈すらせず、平然と通っていった。 このときも筆者は驚き、周辺の何人かに話したのだが、だれもが日常的に同じ体験をしていた。譲ってもらうことを当然と受け止め、お礼をいう発想すらない人が増えているのではないか、という。 筆者はこれについても、その後、観察してみた。すると、壮年の男性も、中年の女性も、少女と呼べるほどの若い女性も、みな筆者を下僕のように下がらせ、待たせたまま、大名行列のように頭も下げずに通っていくのだった。 引用元:…