地方に行けばわかるがガソリンスタンドまで30分かかる。それならさっさと自宅充電のEVにすればいい、それだけのことなのに、はっきりしているのは日本の消費者がいかに無知かということ。走行電気代はガソリン価格の三分の一で済む。この無知をつくりあげてきたのは日本の自動車メーカーだ。軽自動車市場は国際競争に晒されていない、カルテル同然の世界で暴利を貪ってきたのだ。BYDがそこに乗り込んできた、つまり資本主義社会ではあたりまえの競争原理を持ち込むのだ。これに対して「ホンダらしい走りの楽しさを電子制御によって再構築することを目指している。ホンダが狙うのは、単なる移動手段としてのEVではなく、「運転する楽しさ」を持ったEVだ」などと惚けたことを言っている。完全にズレている。SDVの時代へ、そこから自動運転の時代へ向かうというのに「運転する楽しさ」だと、ズレまくっている。 BYDは一気には拡がらないが、サービスネットもオートバックスと組むので、じわりじわりと日本的カルテルを蝕んで行くだろう。日本の消費者もようやく目覚める。農道を走る中国メーカーのクルマなんか見たくない、と思っても手遅れだ。地方に行けばわかるがガソリンスタンドまで30分かかる。それならさっさと自宅充電のEVにすればいい、それだけのことなのに、はっきりしているのは日本の消費者がいかに無知かということ。走行電気代はガソリン価格の三分の一で済む。この無知をつくりあげてきたのは日本の自動車メーカーだ。軽自動車市場は国際競争に晒されていない、カルテル同然の世界で暴利を貪ってきたのだ。BYDがそこに乗り込んできた、つまり資本主義社会ではあたりまえの競争原理を持ち込むのだ。 これに対して「ホンダらしい走りの楽しさを電子制御によって再構築することを目指している。ホンダが狙うのは、単なる移動手段としてのEVではなく、「運転する楽しさ」を持ったEVだ」などと惚けたことを言っている。完全にズレている。SDVの時代へ、そこから自動運転の時代へ向かうというのに「運転する楽しさ」だと、ズレまくっている。 BYDは一気には拡がらないが、サービスネットもオートバックスと組むので、じわりじわりと日本的カルテルを蝕んで行くだろう。日本の消費者もようやく目覚める。農道を走る中国メーカーのクルマなんか見たくない、と思っても手遅れだ。— 猪瀬直樹 【作家・参議院議員、日本維新の会 参議院幹事長】 (@inosenaoki) August 8, 2026…