1 名前:七波羅探題 ★:2025/07/17(木) 16:48:43.31 ID:Jqw/Exe+9.net 産経新聞 2025/7/17 15:43 参院選(20日投開票)を巡って、石破茂首相(自民党総裁)が8日に奈良市内で演説した際、奈良県連による動員に対し、拒否する動きがあったことが分かった。出席を見送ったのは100人規模とみられ、関係者は「自民奈良は既に候補当選に向けて団結している」と強調する。最近、石破首相の応援入りに関しては、各地で敬遠する動きが相次いでおり、首相の求心力の低下が懸念されている。 「常に安倍さんの頭にあったのは『和をもって貴しとなす』という言葉だ。改めて今日思った」 石破首相は8日、令和4年の参院選で凶弾に倒れた安倍晋三元首相の慰霊碑(奈良市)で献花した後、約5キロ離れたホテルの会場でこう演説した。 候補の当選を呼び掛けて、「心からのお願いだが、『候補を頼む』という声を、それぞれの業界、お知り合い、親戚(にかけてほしい)。選挙は候補者を支える人々の戦いだ」と語った。 ■「首相のリーダーシップ発揮ない」 首相の来県を巡っては、県連を通じて党の職域団体や支部、応援団体などに動員がかったが、拒否を促す声が広がっており、関係者が試算すると計100人が不参加を決めたとみられるという。 県南部の地方議員は首相の来県について「迷惑だ。(各種情勢調査の)数字にも出ている。昨年10月の衆院選で議席を減らして、その後もふらふらしてリーダーシップを発揮できないでいる」と不快感を示した。 会場には候補者本人の姿もなかった。既に県内各地で遊説日程が組まれており、地方議員は「スポット演説をキャンセルしてまで、総裁(首相)演説に駆け付けることは、かえって陣営の士気を下げることになりかねないと(候補陣営は)判断したのではないか」と語った。 別の地方議員も、県連からファクスで首相の演説会場への出席を促されたが、訪れることはなかった。 「ボイコットというか、何しに来るのかという感じだ。トップとしての資質を疑っている。『総理大臣だから見てみたい』という人もいるだろうが、もはやエンタメに過ぎない」と述べ、昨年9月の総裁選に勝利した首相について、「総裁選で掲げたことを何一つやらない首相が何語っても何言うとんねん、だ」と述べた。 首相を巡っては、16日に大阪市のなんば広場で応援演説を行い、候補も同席して、聴衆の歓迎を受けたが、出席者は「安倍氏が首相時代の三分の一の数だったのではないか」と語る。府連会長を務める青山繁晴参院議員は岩盤保守層の離反を懸念し、首相の大阪入りに反対しており、不参加を決めていた。(奥原慎平) 引用元:…