1: 冬月記者 ★ 3k2XnQWg9 2026-08-01 08:47:48 何度でも見返したい…東野圭吾原作の「ドラマ史に残る傑作」(1)大胆にシナリオを改変…暗黒ミステリーの代表作 『白夜行』『ガリレオ』『新参者』など、数々の傑作を世に送り出してきた作家・東野圭吾さんが、7月23日に亡くなった。 巧妙な謎解きと人間の心の機微を描いた作品は、多くの読者を魅了。 ドラマや映画化される度に話題となった。そこで今回は、東野さんが遺した小説を原作とする民放ドラマの中から、特に面白い5作品を厳選して紹介する。第1回。 『白夜行』(TBS系、2006) 脚本:森下佳子 キャスト:山田孝之、綾瀬はるか、渡部篤郎、柏原崇、田中幸太朗、小出恵介、向井理、八千草薫、西田尚美、奥貫薫、大塚ちひろ、塩谷瞬、平田満、麻生祐未、余貴美子、武田鉄矢 【作品内容】 14年前に起きた密室殺人事件。幼い頃に互いをかばうために親を殺した少年・亮司と少女・雪穂は、太陽の当たらない白夜のような絶望の中、互いの絆を守るため偽りの人生を歩む。二人を狂気と嘘の渦へと追い込む凄惨な運命を描く。 【注目ポイント】 ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』(TBS系、2004)で脚光を浴びた山田孝之と綾瀬はるかが再びタッグを組み、名脚本家・森下佳子とともに東野圭吾の傑作長編を映像化した暗黒ミステリーの代表作である。 二人の後を執拗に追う刑事・笹垣役を武田鉄矢が怪演し、渡部篤郎や麻生祐未ら実力派が重厚な世界観を支えている。 原作が「二人の内心を敢えて描かない叙述トリック的構成」であったのに対し、ドラマ版では「二人の悲痛な心境と共犯関係」を冒頭から明かす大胆なシナリオ改変を採用。 山田孝之が魅せる泥に塗れた孤独な陰の芝居と、綾瀬はるかが体現する冷酷さと脆さを秘めた美しさが完璧なコントラストを生み出している。 河野圭太や平川雄一朗らの演出陣によるダークトーンの色彩設計と、主題歌「影」が流れる絶妙なカッティングが、究極の純愛と罪の重さを視聴者の心に深く突きつける傑作だ。…