1: muffin ★ XyelVfC49 2026-08-03 16:17:17 2026.08.03 2026年7月28日、最大震度7を観測した令和8年熊本地震。被災地の様子を追おうとX(旧Twitter)を開いた人々の口から漏れたのは、「Twitterを返して」という嘆きだった。 東日本大震災のときには、ライフラインが寸断されるなか、安否や交通・電力の情報、行政の発信、被災地の生の声がTwitter上を駆けめぐり、防災インフラの一部として働いていたのに......という嘆きである。 今回、肝心の情報は「おすすめ」の奥に沈み、代わりに人工地震説や、被災者の家族を装った投稿、生成AIによる偽の爆発映像が画面を覆った。 とりわけ際立ったのは、生成AIの回答を根拠に、本物の可能性が高い現場映像まで「AIの偽物だ」と決めつけて拡散する動きだ。 偽物を本物と偽るだけでなく、本物を偽物と決めつけて潰す----真偽の最後のよりどころだったはずのAIが、逆に土台を掘り崩しはじめている。 なぜXはここまでデマに弱くなったのか。 2022年のイーロン・マスク氏による買収以降、表示の主役は、新しい順に並ぶタイムラインから、アルゴリズムが選ぶ「おすすめ」欄へ移った。 この設計は災害の即時性と相性が悪い。X日本法人の松山歩代表自身が「フォロー中」「新しい順」を勧めたが、これは運営が「おすすめ」が災害に不適合だと認めたようなものだ。 緊急時ぐらい初期表示を切り替えられないのか、というユーザーの憤りはもっともである。 さらに2023年、表示回数に応じて投稿者へ収益が払われる仕組みが加わり、「見られればカネになる」構造が生まれた。 災害が閲覧数を稼ぐ素材と化す。 「インプレゾンビ」がデマの拡声器と化す土壌は、この収益設計そのものにあるのではないか。 もうひとつ、買収の翌年に無料APIが投稿のみ月1500件に絞られたことも大きな要因かもしれない。 このあおりを受けて、データ取得や大量投稿ができなくなり、ネットで地震情報を得るための有益な情報源とされていた「緊急地震速報bot」をはじめ、多くの防災botが運用を終えた。 全文はソースをご覧ください…