
【速報】なぜキオクシアは半値になったのか?暴落の背景と今後のシナリオ(今中 能夫)【楽天証券 トウシル】 - YouTube 急落の直接的要因 競合SKハイニックスの巨額設備投資(最大の盲点): 韓国のSKハイニックスが、NANDフラッシュメモリに対して総額約8兆円(2年分割、年平均4兆円)の大型設備投資計画を発表した。キオクシアの2027年3月期の設備投資計画(4,500億円)の約9倍にのぼり、将来的な需給緩和(価格下落)への懸念が株価急落のトリガーとなった。 信用取引の需給悪化: これまでの株価上昇局面で個人投資家などの買建てが一方的に偏っていたため、悪材料をきっかけに株価が下がり始めると、追証回避のための投げ売りが連鎖的に発生し、下げ幅を拡大させた。 特許訴訟による賠償金判決の影響: 約370億円の賠償命令のニュースがあったが、現在のキオクシアの営業利益規模からみれば財務上の影響はほとんどない。 2. 半導体セクターおよびNANDのファンダメンタルズ 極めて強い実需: ASMLやTSMCの決算・見通しからも、AIデータセンター向けの投資需要は株式市場の予想以上に強い。AIインフラにおけるCPU/GPUの処理高速化に伴い、DRAMだけでなく大容量・高速なSSD(NAND)への要求も非常に高まっている。 SKハイニックスの投資は実需で吸収可能: SKハイニックスの8兆円という投資は無謀ではなく、この強い実需によって十分吸収される可能性が高い。また、同社の新工場から製品が出始めるのは2029年前半であるため、2026年~2028年にかけてはNANDおよびSSDの価格は高水準を維持し、キオクシアも高い利益率を享受できる見込みである。 3. 今後の注目ポイントと見通し キオクシアの対応策(7月31日の決算発表): SKハイニックスの攻勢に対し、キオクシア側が設備投資の積み増しや増産計画でどのように対抗するのか、あるいは静観するのか、決算発表における会社側の説明が最大の焦点となる。足元の業績自体はかなり良いはずである。 指標面の割安さ: 今中氏の業績予想に基づくキオクシアのPERは、今期予想で6.2倍、来期予想で3.6倍まで低下しており、現在の株価はファンダメンタルズに対して明らかに売られすぎの領域にある。 ※本ページの情報は、投資勧誘や個別銘柄の売買推奨ではありません。個々の投資目的や要望を考慮したものではなく、投資判断はご自身の責任でお願いします。本ページに基づく損害について、情報発信元は一切責任を負いません。…