世界的評価を獲得した「CRAFTMAN,SHIPS」 「CRAFTMAN,SHIPS」は、AIが数分で映像を生成できる現代において、あえて「人の手仕事」に焦点を当てて制作されたプロジェクトです。映像やキービジュアルを含むすべてのクリエイティブは、CGではなく実際の刺繍によって制作されました。職人が約600時間を費やし、一針一針縫い上げた数百枚もの刺繍フレーム(コマ)をストップモーションで表現することで、糸の震えや素材の質感、そして人の手が生み出す温もりまでが丁寧に描き出されています。 この作品は、シップスが設立以来大切にしてきた企業姿勢やモノづくりへの敬意を、デジタルでは代替できないクラフトマンシップとして表現した点が国際的に高く評価され、世界最高峰のクリエイティブアワードでの受賞につながりました。日本のファッション・アパレル企業がこのような世界的評価を得ることは、極めて稀な事例です。 受賞一覧 Cannes Lions 2026 Industry Craft部門 Brand & Communicationsカテゴリー:Silver Lion Design部門 Design-Driven Effectivenessカテゴリー:Silver Lion The One Show 2026 Design & Branding部門 Craft Animationカテゴリー:Gold Pencil 2026 Clio Awards Design Craft部門 Animationカテゴリー:Gold キャンペーン「CRAFTMAN,SHIPS」について このキャンペーンは、シップスの設立50周年を記念して2025年に実施されました。「最高の普通」を掲げるシップスの姿勢を、「青いまま進む」というステートメントに込め、クラフトマンシップによって視覚化しています。 デジタル加工を一切排除し、素材には船の帆にも使われるキャンバス生地や、ブランドの象徴である青い糸を使用しました。洋服作りの原点である「糸」を紡ぐように、「刺繍」を用いて制作されています。シップスの想いを理解し賛同した職人たちが、600時間をかけて長さ42.5kmに及ぶ糸を使い、数百枚もの「刺繍フレーム(コマ)」を作り上げました。糸の「震え」と「質感」をコマ撮りアニメーションとして収めることで、単なる映像を超えた「動き出す一着の服」が創り出されています。 このプロジェクトのクリエイティブチームは、クリエイティブディレクターに宝蔵寺 亮氏(博報堂Gravity)、アートディレクターに原野 賢太郎氏(博報堂キャビン)、コピーライターに野澤 幸司氏(博報堂キャビン)、ムービーディレクターに牧野 惇氏(UCHO)が名を連ねています。 株式会社シップスについて シップスは1975年に設立された、日本で歴史のある老舗のセレクトショップです。その歴史は1952年創業の東京・上野のアメ横「三浦商店」に始まり、1975年にSHIPSの前身である「MIURA & SONS 渋谷店」をオープンしました。1977年には第一号店となる「SHIPS 銀座店」を開店し、2025年には設立50周年を迎えました。 「Stylish Standard」をコンセプトに、国内外ブランドのセレクトとシップスオリジナル商品を揃え、トレンドとベーシックをミックスしたスタイルを提案しています。SHIPS、SHIPS anyの2つのレーベルを軸に、メンズ、ウィメンズ、キッズのアパレルと服飾雑貨を中心に販売しており、全国に店舗を構え、SHIPS 公式オンラインショップなどの通販サイトを展開している企業です。 SHIPS 公式サイト:…