過去の災害経験とこれまでの支援 田川市は、平成24年7月九州北部豪雨(2012年)や平成30年7月豪雨(2018年)などで甚大な被害を経験しています。このような背景から、青山商事は2024年と2025年にそれぞれ防災毛布を100枚ずつ寄贈し、これまでの合計200枚が市の防災活動に役立てられてきました。今回の連携協定は、さらなる防災・災害支援活動を通じて田川市の防災力向上に寄与することを目指しています。 協定における連携項目 本協定では、以下の5つの項目において連携が図られます。 災害時における救援物資(防災毛布、衣類など)の提供および調達支援に関すること 地域の安全・安心を確保する拠点の活用に関すること 市民への防災意識の向上および啓発活動に関すること SDGs(持続可能な開発目標)の普及啓発および資源循環の推進に関すること その他、本協定の目的に資するものとして両者協議の上合意した事項 締結式の概要 締結式は、2026年7月10日(金)13時より田川市役所4階庁議室にて執り行われました。福岡県田川市からは田川市長職務代理者である安藤 正之副市長、青山商事株式会社からは執行役員ESG推進・コーポレート本部長兼総務部長の長谷部 道丈氏、洋服の青山 田川店ショップマネジャーの廣中 陸氏が出席しました。 寄贈された災害支援用リサイクル毛布は1枚あたり200cm×140cmのサイズで、100枚が贈呈されました。 防災毛布の取り組みとSDGs推進 青山商事では、2018年よりお客様から回収したスーツなど一部をリサイクルし、防災毛布を製作しています。2019年からは、この防災毛布を自治体へ寄贈する取り組みを開始し、これまでに国内計11カ所・総数3000枚を寄贈してきました。 同社は中期経営計画においてSDGsを重視したサステナビリティの取り組みを強化しており、田川市も持続可能性を重視した第6次田川市総合計画を推進しています。本協定により、防災・減災および資源循環に関する施策を連携して推進することで、災害に強い安全・安心な地域社会の構築と持続可能な社会の実現を目指していくとのことです。 資源循環プロジェクト「WEAR SHiFT」 青山商事の「WEAR SHiFT(ウエアシフト)」は、未来の地球を守るために展開する資源循環プロジェクトです。全国の店舗に設置されたリサイクリングBOXで不要な衣類を回収し、リユースやリサイクルによって約99%を再利用しています。回収された衣類の一部は、防災毛布として再生され、自治体への寄贈を通じた社会貢献にもつながっています。 防災毛布へのリサイクル工程 「洋服の青山」「スーツスクエア」などで回収された衣類の一部は、工場で裁断され、ガーネット反毛機で綿状に加工されます。その後、綿状の原料とポリエステルを混ぜ合わせ、糸の元が作られます。この糸を紡織機で織り上げて反物にし、高温洗浄で汚れを溶解し殺菌。洗浄した反物を起毛させ、毛先をそろえ、反物の端にパイピング仕上げを施して毛布が完成します。完成した毛布は圧縮パック加工され、段ボールに梱包後、商品センターにて保管されます。 「WEAR SHiFT」の受賞と森林保全活動 「WEAR SHiFT」プロジェクトは、環境省主催の「第12回グッドライフアワード」で環境大臣賞(優秀賞)を受賞しています。 また、青山商事は2021年度より、衣料品の回収量に応じて一般社団法人more trees(森林保全団体)に寄付する取り組みを行っています。2024年度からは寄付額を1キロあたり10円(年間上限500万円)に変更し、支援を強化しています。さらに、2022年12月には同社・more trees・高知県梼原町の3者による「森林保全に関する連携協定」を締結し、『AOYAMAの森』を始動しました。2025年10月には植樹範囲を拡大し、現在は高知県梼原町内の2カ所(仲洞地区、井高地区)で、地域と連携した森づくりを展開しています。 関連情報 その他に締結している連携協定について: 不要衣類の回収と資源循環: 終わらない服を作るWEAR SHiFTとは?洋服の青山 YouTube公式チャンネル: AOYAMAの森:…