1: Gecko ★ 5Nsf9Scf9 2026-06-30 19:44:34 日本のコメ輸入は、政府が管理する無関税のミニマムアクセス枠(年間約77万トン) と、民間企業によるものがある。民間枠は1キログラム当たり341円の関税がかかり、近年の輸入量は600~1000トンで推移していた。 白書は、輸入量の大幅増加に懸念を表明。「今後もこの傾向が続けば、国産の主食用米等の需要が減少し、国内生産に影響を及ぼす」と指摘した。 ■小売価格が2倍に 今回の白書は、2024年夏以降に発生した「令和の米騒動」を特集として取り上げ、価格高騰の経緯と要因、政府対応を検証した。25年5月のコメの小売価格は5キロあたり4260円と、前年同月(2127円)の約2倍に高騰。その後もほぼ横ばいで推移し、26年5月は4000円を下回る水準となっている。 集荷業者と卸売業者間の相対取引価格は、24年産が前年産に比べ64.4%上昇。25年産は26年2月時点で、前年産に比べ44.2%上昇している。 ■生産量足りているという認識 白書によると、農林水産省は主食用米の需要について、人口減少を踏まえて近年は減少傾向にあるとみていた。しかし、実際は(1)訪日外国人の増加による消費拡大、(2)23年度産米の精米歩留まり悪化(高温障害など)による供給減、(3)家計での購入量増加——といった要因が重なり、「需要の見通し実績に 乖離 (かいり)が生じた」と分析した。 24年夏ごろからコメが品薄になった後の政府の対応については、「生産量が足りているという認識から、流通実態の把握に消極的で、マーケットへの情報発信や対話が不十分だった」と総括。備蓄米放出も「時期が遅延し、卸売業者の不安を払拭できなかった」と対応の遅れを認めた。…