日産自動車で最高経営責任者(CEO)を務めたカルロス・ゴーン前会長はロイターのインタビューで、一部の株主から自身の復帰を求める声が上がったことに「これは極めて常識的な反応だ」と語り、現経営陣の長年にわたる事業再生計画の失敗に対する強い憤りが反映されていると訴えた。 「株主たちの怒りといら立ちがひしひしと伝わってくる」と語り、自身が2018年に解任されて以来、日産の歴代経営陣が企業価値を失墜させて方向性を失っていると非難した。 自身の後継CEO3人が立て直しに失敗したことで、投資家は「我慢の限界に達した」と指摘。 ゴーン氏は「会社を救うことができる唯一の役職はCEOだ」とし、CEOに就くのは「真の意思決定者でなければならない。日産は非常事態にあり、厳しい決断を下さなければならない」と強調した。 その上で「今日それを実現できる人物、あるいは適任者が1人いるとすれば、それは私だ」と力説。 …