1: 少考さん ★ KVGOEAh09 2026-06-25 13:43:28 やがて「国歌」損壊罪も? 批評的「君が代」はいつまで聴けるのか? :朝日新聞 2026年6月25日 11時00分 有料記事 写真・図版 イラスト・五月女ケイ子 大阪公立大教授・増田聡さん 国内外のポピュラー音楽にまつわる様々な話題について、大阪公立大教授・増田聡さん、音楽評論家・萩原健太さん、慶応大教授・大和田俊之さんの3人が月替わりで書くコラムです。今回は増田さんが、国歌の諸相を論じます。批評的な「君が代」を私たちはいつまで聴くことができるか……。 サッカーW杯が真っ盛りだ。毎回のことだが私もテレビに齧(かじ)り付いて熱狂している。W杯や五輪のような国際スポーツ大会には国歌の演奏がつきものだが、今大会のW杯はスタメンだけが整列して歌うのではなく、センターサークルにベンチ入り選手も含めた全員が揃(そろ)って歌う形式になったのがよい(イタリアのかつての名選手、デルピエロの発案らしい)。金メダルの選手の国歌しか耳にすることがない五輪に対し、普段耳にすることのない国歌も聞くことができるのは、W杯の特徴かもしれない。 国旗損壊罪を新設する法案の審議が今国会で行われており、成立する公算が大きいとされる。私はこの法案には反対であるが(そもそも法による保護に値する法利益がなく、表現や思想良心の自由を無用に束縛するからだ)、国旗損壊罪が云々(うんぬん)されるご時世ならば、やがては「国歌」損壊罪も議論になるのかもしれない、とも感じる。実際、国歌の侮辱を規制する法制度を持つ国は中国やロシア、フランスなどいくつかある。特に中国の国歌法は厳しく、替え歌などの「尊厳を損なう演奏」は禁止されているし、私人の冠婚葬祭や商業活動などでの演奏すら不可とされているという。 われわれが最も馴染(なじ)… 残り956文字…