1 名前:樽悶 ★:2026/06/15(月) 19:34:54.05 ID:O8OgUbwC9.net 世界的スポーツイベントであるサッカーワールドカップが6月11日に開幕した。日本代表戦は地上波で生放送される予定である。一方、今年3月に開催された野球のワールドベースボールクラシック(WBC)は、日本国内で初めてNetflixによる独占配信となり大きな話題を集めた。 YouTubeの普及に加え、動画配信サービス発のドラマが注目を集めるなど、映像視聴スタイルが大きく変化する時代に、家庭のテレビはどのように使われているのか? インテージが公表した『メディアライフレポート(2026年発行版)』のデータをもとに、令和のテレビ利用実態を読み解く。 ■テレビで人々は何を視聴しているのか? テレビといっても、今や視聴機器としては地上波やBS・CS放送にとどまらず、動画やゲーム、音楽配信など多岐に広がる。生活者がどのように利用しているのか、「テレビで普段視聴・利用しているコンテンツ」に関して聴取したアンケート結果(MA聴取)を見てみる。なお聴取対象は、テレビ保有の有無やコネクテッドテレビ利用の有無にかかわらず設定している。 (省略) 注目すべきは10~20代で、動画配信サービスの利用率が地上波のリアルタイム視聴とほぼ肩を並べる数字となっている。若年層のテレビ利用の中心が、放送から配信へと移りつつある可能性がうかがえる。また、10~20代の録画視聴が約30%にとどまっている点も特徴的だ。これは全年代に比べると2割近く低く、従来の「録画して後で見る」という視聴スタイルが、配信サービスによるオンデマンド視聴や、「好きな時間に好きなものを見る」という習慣へ置き換わっている可能性を示している。 (省略) ■約2人に1人がテレビでYouTubeを視聴 次に、テレビで利用されている動画配信サービスをサービス別に見ていく。 最も利用率が高かったのは、YouTubeで49.5%。約2人に1人がテレビ画面でYouTubeを視聴していることになり、動画配信伸長の中心的役割を果たしていることが改めて分かる。以前は、YouTubeはスマートフォンやPCで視聴するサービスという印象もあったが、現在では「テレビで見る動画コンテンツ」としても強力であることがうかがえた。 次いで利用率が高かったのはTVer(29.3%)とPrime Video(28.7%)で、いずれも約3割の結果となった。両者のテレビでの利用率はYouTubeと比べると低く見えるものの、ここに1つの興味深いデータがある。実は、TVerやPrime Videoは、いずれもテレビで視聴している割合が、スマートフォンでの利用率を上回っているのだ。スマートフォンでは“個人視聴”が中心となる一方で、テレビでは大画面を使った“共有視聴”が行われやすい点など、テレビならではの価値が活かされているのかもしれない。 ■男性10代~40代の約5人に1人がテレビでゲームを利用 (省略) ゲームはどの年代も、男性の方が女性より利用率が高く、10代~40代では約2割がテレビで利用していることが分かる。50代以降は利用率が低くなるのも特徴的だ。その中で興味深いのが30代の利用率で、男女ともに20代を上回り、女性に限っては10代をも上回っている。年代が高いほど利用率が下がる傾向にならないところに、興味深さが感じられる結果となった。 テレビで音楽配信サービスを利用している割合も見ていくと、30代以降は6%以下と限定的だ。一方で、10~20代では1割を超えていて、特に10代での利用率が高くテレビの新たな活用シーンが浮かび上がる。その背景には、ミュージックビデオやライブ映像を大画面で楽しめることや、空間全体に音を広げられることなど、テレビならではの価値があると考えられる。 若年層のテレビ離れが指摘される一方で、ゲームや音楽配信サービスの利用はむしろ若年層で高くなっている。テレビは「放送を見る機器」から「コンテンツを表示するモニター」へと役割を変えつつあるのかもしれない。 ■テレビはどこへ向かうのか テレビが単なる放送受信機の枠を超え、多様なコンテンツを取り込むプラットフォームへと再定義されつつあるということが浮き彫りになった。動画配信サービスの利用はすでに地上波の録画視聴を上回り、若年層ではリアルタイム視聴と拮抗している。特にYouTubeは年代を問わず広く浸透しており、テレビにおけるコンテンツ消費の構造を大きく変えつつある。 若年層でのゲームや音楽配信といった用途の広がりは、テレビの価値を再評価させる要素となっている。特にこれらは若年層で利用率が高く、今後のメディア戦略を考える上でも重要な指標になると考えられる。 6/15(月) 6:46配信 引用元:…