
1: 煮卵 ★ pDvRncCI9 2026-06-09 12:04:40 (前略) ■アンケートで見えた東大生の「デジタルとの距離感」 最近、教育界で大きな議論を呼んでいるテーマがあります。それが「デジタル教科書」の導入問題です。文部科学省も本格的に導入を推進しており、近い将来、紙の教科書がタブレット端末に置き換わっていく可能性も現実味を帯びてきました。 では、日本の最高学府で学ぶ東大生たちは、このデジタル教科書の導入についてどう考えているのでしょうか? 彼らこそ、最新の学習ツールに触れながら受験を勝ち抜き、今もアカデミックな現場で学び続けているわけですから、その意見は非常に参考になるはずです。 そこで今回、現役東大生・現役東大院生200人を対象に「デジタル教科書の導入に、あなたは賛成ですか? 反対ですか?」というシンプルなアンケートを実施しました(回答期間:2026年5月11日~18日)。 その結果は、賛成60.5%、反対39.5%というものでした。賛成が過半数を超えたものの、反対も約4割と意外に多い。この数字をみなさんはどう感じるでしょうか? まず、賛成派6割の意見から見ていきましょう。彼らの主張を一言でまとめるなら、「便利な技術は、どんどん新しく取り入れていくべき」というものです。 実際、東大生にはタブレット学習に慣れている人が非常に多い印象を受けます。「受験生時代から参考書はデジタル版を使っていた」「大学に入ってからの教科書や論文は、ほぼすべてPDFで読んでいる」という声が圧倒的でした。 具体的に挙がったデジタル教科書のメリットは次のようなものです。 PDFの目次から目的のページに一瞬でジャンプできる 重要な箇所をスクリーンショットで保存し、後から見返せる OCR(文字認識)機能を使って、教科書の文章をテキスト化し、検索やコピペが自由自在にできる タブレット1台で何十冊分の教科書を持ち運べる 特に大学生になると、扱う資料の量が爆発的に増えます。専門書を何冊も持ち歩くのは現実的ではなく、PDF化された資料をiPadなどに入れて、いつでもどこでも参照できる環境を整えている学生が大多数です。 「検索性とポータビリティ、この2つだけでもデジタルに軍配が上がる」というのが、賛成派の総意と言えるでしょう。 ■反対派の声「紙じゃないと成績は上がらない」 一方で、反対派が4割いるという事実も無視できません。東大生という“デジタルリテラシーが高そうな層”の中で、これだけの割合が反対しているのは、なかなか興味深い結果です。反対派の意見で最も多かったのは、「紙じゃないと、結局成績は上がらない」というものでした。 「自分は、たとえデジタル教科書があったとしても、絶対に紙で勉強していたと思う」 「書き込んで、線を引いて、ページを行ったり来たりしながら勉強するほうが、圧倒的に頭に入る」 「大学に入ってからも、自分は紙の本しか使っていない」 などなど。たしかに、紙のテキストには「手で書き込む」「ページの感触で内容を記憶する」「付箋を貼って一覧性を確保する」といった、デジタルでは再現しにくい学習体験があります。脳科学の研究でも、紙の読書のほうが内容理解や記憶定着に優れているという報告は少なくありません。 つまり、勉強の仕方は人によってかなり違うということ。「一律にデジタル化すればいい」という単純な話ではなく、自分に合った媒体を選べる余地を残すことが重要なのかもしれません。 続きは↓ [東洋経済オンライン] 2026/6/9(火) 10:00…