1: 2025/05/26(月) 23:04:11.58 ● BE:123322212-PLT(14121) sssp://img.5ch.net/ico/pc3.gif コロナ後の一時的な経済回復を除けば、20年以上にわたって極めて低い成長率に甘んじているイタリア。 真面目に生きてきた人が、理不尽な思いをする。イタリアの社会には、そんな悲しい側面がある。 最も衝撃的な真実と根本的な問題は、人口の60%が実質的に税金を納めておらず、 24%がかろうじて自分が利用する基本的なサービスの対価を支払っているに過ぎない状況で、 イタリアが国家としてどれほど持続可能なのかということである。 「誠実に税金を納める人がバカを見る」そんな言葉が冗談では済まされない国、それが今のイタリアである。 統計によれば、国民の実に60%が実質的に納税していない現実があり、「逃げ得」がまかり通る構造は、 努力や誠実さという価値をむしろ滑稽なものにしてしまった。 税を負担しているのはごく一部の中産階級や企業であり、彼らが国家を支える支柱であるにもかかわらず、その負担感は重くなる一方である。 逆に、現金経済や不透明な収入構造の中で「うまくやる」者が生活の余裕を得ているのが実態だ。 希望はあるか? あえて言えば、それは「破綻」そのものだ。 制度が崩れ、立て直しが不可避となったとき、ようやく本当の意味での社会的リセットが起きうる。 だがその時には、誠実な納税者はすでにこの国を見限っているかもしれない。 国家運営に必要な税負担の全重量は、年収35,000ユーロ(約567万円)以上を申告する人口のわずか17%の肩にかかっている。 この構造的歪みは先進国の中でも極めて異例であると言える。…