
1: スフィンクス(東京都) [EU] 2026/05/25(月) 10:09:13 ベテラン歌手の自宅が「中国製バッテリー爆発」で全焼 被害は4,500万円だけじゃない…本人が語る喪失と“ネット通販の闇”(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース「娘が犬の散歩に出かけた、わずか20分間の出来事でした」Yahoo!ニュース 「娘が犬の散歩に出かけた、わずか20分間の出来事でした」 こう語るのは、1994年にイギリスでデビューし、30年以上にわたって第一線で活動してきたソウルシンガー、ZOOCO(ズーコ)さん。 ゴスペラーズや三浦大知、V6など数々のアーティストへの楽曲提供、コーラス参加でも知られる実力派だ。 2025年12月8日の午後4時55分。 彼女の人生は一変した。 その日、ZOOCOさんと夫はそれぞれ仕事で外出中だった。 帰宅したばかりの15歳の娘が愛犬を連れて散歩に出た、ほんの20分足らずの間に、東京都内の自宅マンションが火災に見舞われた。 「リハーサルをしていたら、電話がずっと鳴りやまず、近所の人たちから『家から煙が出ている』と連絡がありました。 急いで帰ると、マンションの前に消防車と救急車が何十台もいて……」(ZOOCOさん、以下同) 幸い、マンションの他の部屋への延焼はなかった。 だがZOOCOさん一家が暮らしていた4LDKは全焼。 消防が発火源として特定したのは、「大容量バッテリー家庭用蓄電池」だった。 一瞬で燃え尽きた「わが家」 購入履歴を辿ると、当該バッテリーは『777SYD』というブランドのもので中国製。 サイズは縦12センチ、横30センチほどで、バッテリー容量は200W。 Amazonに出品していた中華系の代理店から2020年9月、コロナ禍の頃に購入したものだったという。 キャンプや娘のストリートライブで計4回使用したものの、基本的には災害時の持ち出し用備蓄として、物置部屋にしていた和室で保管していた。 最後に充電したのは火災の約2か月前だった。 「充電中であれば事故の例も多いのですが、あの時は“ただ置いていただけ”。 12月ですし、部屋が高温になったわけでももちろんありません。 災害時のために備蓄していたバッテリーが、まさか……」 消防によると、バッテリーが爆発し、瞬間的に350~400度まで達した火と熱が、物置だった和室から全室へと滞留したという。 炎のみならず灼熱が照明やエアコン、家具を溶かし、風呂場のドアまでも変形させ、真っ黒な煤が89平方メートルの自宅のすべてを使用不能にした。 消防署が発行した罹災証明書には「15平方メートル及び天井1平方メートルが燃え、73平方メートルが汚れた」とあった。 熱と煤、そして消火による浸水。 その夜から始まった「喪失」のリストは果てしなかった。 娘の制服、教科書、思い出にとっておいたランドセル。 娘が幼いころからの膨大な写真データ。 デザイナーに一点ずつ仕立ててもらった、歌手歴30年以上分のステージ衣装。 すべての譜面、音楽機材、データ。 母と同じ道を選び、歌手デビューを控えていた娘の大事なピアノとギター……。 「思い入れのある家具や食器などもさることながら、お金を払っても買えないものがこんなにあると気づかされました。 何より悔しかったのは、15年間、柱に刻んできた娘の身長の記録が灰になってしまったことですね」…