1: ばーど ★ 2026/05/25(月) 08:10:12.15 ID:aZeRJubQ 24日、英国ロンドンのサッカーの聖地ウェンブリー・スタジアムで行われたイングランド2部プレーオフ決勝。後半終盤、日本人選手の平河悠が送った鋭いパスが決勝ゴールにつながった。この1点でハル・シティはミドルズブラを1-0で下し、10年ぶりに夢の舞台である1部リーグ(EPL)復帰を決めた。 #【写真】平河悠がトロフィーを掲げようとした瞬間に切り替わったテレビの中継画面 この試合は、勝利した瞬間、翌シーズンの放映権料や補助金など最低2億ポンド(約427億3200万円)という天文学的な報酬が伴うことから、「世界で最も高額なスポーツイベント」と呼ばれている。収入規模だけで見ても、ワールドカップ優勝の5倍を超える大舞台だ。 だが、歓喜に沸く表彰式では、不可解な場面も見られた。勝利の立役者である平河がチームメートからトロフィーを受け取り、頭上へ掲げようとしたまさにその瞬間、テレビの中継画面が突然、別の観客席を映した。 偶然の一致と見るには、タイミングがあまりにも出来すぎていた。欧州サッカー界では、このような場面は珍しくない。アジア選手が主役になる瞬間、素早く画面を別の場所へ切り替え、その後トロフィーが欧米選手へ渡ると再びカメラを戻す、いわゆる「アジアン・パッシング」だ。SNSにはファンの批判が殺到し、日本メディアでも「明白な差別だ」と問題視する声が上がった。 こうした「アジアン・パッシング」は、朴智星(パク・チソン)、奇誠庸(キ・ソンヨン)、孫興慜(ソン・フンミン)、金玟哉(キム・ミンジェ)ら韓国の看板スターたちも経験してきた。昨年夏、パリ・サンジェルマン(PSG)が欧州制覇を果たし、李康仁(イ・ガンイン)が優勝トロフィーを掲げた際も、カメラは選手の顔ではなくトロフィーだけを拡大して映した。孫興慜は、2025年のUEFAヨーロッパリーグでトッテナムが優勝した際にはキャプテンとして画面に映ったが、2019年のUEFAチャンピオンズリーグ決勝後の準優勝チーム表彰式ではほとんど映されなかった。 メディア専門家たちは、こうした現象を「象徴的消滅」と説明する。特定の人種や集団を画面から繰り返し排除し、人々の認識の中で彼らの価値や存在感を薄れさせようとする、密かな試みだという。 この現象の背景には、欧州サッカー界の偏った人種意識が存在しているとの指摘が出ている。黒人選手に向けた人種差別的発言などについては、強力な社会的非難や法的制裁が下される。黒人選手たちの強固な連帯と積極的な問題提起に、社会が敏感に反応するためだ。これに対し、アジア選手に向けられる差別的な視線には比較的鈍感だ。制裁の対象としては曖昧になりやすい点を悪用し、アジア選手たちに「見えない差別」を行っているという。 その根底には、「サッカーは欧米のものだ」という傲慢な意識が深く根付いているとの批判もある。欧州クラブがアジア市場の莫大な資本やユニフォーム販売、放映権収入の確保には積極的でありながら、肝心のアジア選手を主役として認めることには消極的であることを示している。アジア選手を主体的な主役ではなく、「助力者」やマーケティング要員のような存在として扱おうとする無意識の偏見が、カメラアングルにも表れているとの指摘だ。 高麗大学国際スポーツ学部のハン・ナムヒ教授は、「黒人選手への差別には厳格でありながら、アジア選手に対する差別には沈黙する欧州サッカー界の二重基準は改善されるべきだ。商業的利益を得ながら、選手の名誉は消し去ってしまう不合理な慣行に対し、今こそアジアサッカー界全体がより公式な形で、断固とした声を上げるべきだ」と話した。 中央日報日本語版 2026.05.25 08:00…