1: 匿名 2026/05/19(火) 13:51:19 誕生日や母の日には、必ず花束やプレゼントを贈る「孝行息子」だった。専門学校卒業後、中国地方で医療系の仕事に従事。長期休暇の際は必ず実家に帰省し、親子関係も良好だった。 2020年12月、息子から突然、LINEで「30万円を振り込んでほしい」と連絡が届いた。戸惑いながらも「深くは聞くまい」と決め、振り込んだ。その後も度々、送金を迫られた。 23年6月、久しぶりに帰省した息子が、家宝の記念硬貨を盗み出す場面に遭遇した。「何してるの」と泣き崩れる女性の前で、息子は青ざめたまま立ち尽くしていた。 息子はオンラインカジノなどにのめり込み、負債が膨らんだことを打ち明けた。 弁護士を介して任意整理を行い、2か月で借金を完済した。だが、その後も金の無心が続いた。「借金返済は根本的な解決ではない」と悩んだ。窮地の中で出会ったのが、当事者の家族が支え合う「全国ギャンブル依存症家族の会島根」。家族の会メンバーは「借金の肩代わりをやめること」と説いた。 勇気を振り絞り、「もうお母さんはお金を出せない」と電話で告げた。「3000円でいいからさ」と粘る息子に後ろ髪を引かれながら電話を切った。その後も無心は続いたが、断り続けた。 息子は「このままではいけない」と気づいたのか23年11月、依存症の専門施設に入所。1年後に施設で再会した息子は、かつての晴れやかな表情を取り戻していた。一安心し、涙が止まらなかった。 息子は今も施設で暮らしながら、社会復帰を目指している。「どんなに心配をかけようとも愛する大切な息子。順調に回復し、日常生活を取り戻してほしい」と願った。…