
1: ぐれ ★ QF5P16g+9 2026-05-12 09:27:28 ※5/12(火) 7:30 AERA DIGITAL 運転手不足などを背景に、全国各地で路線バスの休止や減便が相次いでいる。東京都内とて例外ではない。2026年春、都内でも複数の路線が廃止・休止に追い込まれた。通勤や通学などを支えてきた「地域の足」は、静かに姿を消しつつある。生活に直結する現場を追った。 * * * ■「消えても困らない」と言われたバス停 都市の変化に取り残された墓標のようだった。東京都足立区入谷にある東武バスの停留所「中郷」。鉄柱はねじ曲がり、時刻表もない。 「3月29日(日)をもちまして、竹01系統入谷循環(中郷経由)は運行終了となりました。長らくのご愛顧誠にありがとうございました」 掲げられた板が終わりを告げている。近所の女性は淡々と話す。 「竹ノ塚駅から入谷・舎人(とねり)地区を回って駅へ戻る路線でしたが、別に困りません。近くにほかのバス停がありますから。最近は、土日の正午過ぎに1本だけの運行でした。日暮里・舎人ライナーの舎人駅まで歩く方も多いですしね」 商店主も「バスの本数がもうなかったので、誰も影響はないと思います」と話す。この路線と停留所の消滅は自然な流れとも言えるだろう。 一方、東京都営バス(都バス)では地域の足に直結する動きがあった。象徴的なのが江東区の東陽町駅前の停留所を発着するバス路線だ。運行休止になったり、大幅縮小されたりしたのだ。東陽町駅前の停留所にはこうあった。 「令和8年3月31日の運行をもちまして、一部区間の運行を休止します」 陽12-3系統は事実上、東陽町駅前から豊洲駅前までとなり、豊洲駅前~東京テレポート駅前間の運行が休止となった。東陽町駅前から豊洲市場を結ぶ陽12-2系統は、豊洲市場までは平日、土曜の朝のみの片道運行となった。近隣に住む年金暮らしの85歳の夫婦は、看板を見つめながら口を開いた。 「東陽町駅前からお台場を通って東京テレポートまで直通で行って帰ってこられたんですよ。始発だったから座っていけて、便利でよかった。近所の人たちと『出かけましょう』と連れ立って出かけていたんです」 現在、東陽町方面から台場方面に行くためには、ほかの路線やゆりかもめなどを乗り継ぐ必要があり、手間が増えた。 続きは↓ 「もうバスが来ない」相次ぐ路線休止、東京でも進む“地域の足”消滅 「車両があっても動かせなくなる日」…