
1: ネギうどん ★ 2026/04/30(木) 10:06:50 ID:x8atZN/i9 日曜劇場・朝ドラのダブル低迷 今期のドラマ界で、少し不思議なことが起きている。 NHKの朝ドラ『風、薫る』、そしてTBS日曜劇場『GIFT』。 どちらも、本来なら高視聴率が見込める“鉄板枠”の作品だ。 朝ドラは長年にわたり、朝の生活習慣として見られてきた国民的ドラマ枠。 日曜劇場は、日曜夜に重厚な人間ドラマを届ける民放ドラマの王道枠。 しかし今期、この二つの枠がそろって苦戦している。 『風、薫る』は、3月30日放送の初回世帯視聴率が14.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)。 前作『ばけばけ』の初回16.0%を下回るスタートとなった。 第1週の週平均は14.3%。 第2週は13%台の回が続き、第7回13.6%、第8回13.1%、第9回13.3%と推移している。 朝ドラとしては、低めの数字だ。 一方、日曜劇場『GIFT』も初回世帯視聴率は9.4%と一桁スタート。 前クールの『リブート』が初回13.3%で、最終回12.7%まで盛り返したことを考えると、こちらも苦戦感は否めない。 第3話も8.5%と、“日曜劇場なのに一桁”とも見られる状況になっている。 しかしだからといって単純に「作品の出来が悪い」と決めつけるのは早い。 内容に関しては「私は好きです」「丁寧に作られている」といった好意的な声も少なくない。 つまり低視聴率の問題は、作品の質というより、“届き方”にあるのかもしれない。 いまの時代、ひと言に「ドラマ」といっても、そのコンテンツ数はあまりにも多い。 Netflix、Amazon Prime Video、YouTube、TVer、SNSのショート動画まで、視聴者にはいくらでも選択肢がある。 そんな中で、「しっかり作られていそう」というだけでは、なかなか選ばれない。 4月よりNetflixで配信が始まった『地獄に堕ちるわよ』は、対照的な例だ。 細木数子の人生を題材にした作品と聞くと、かなり人を選びそうに思える。 万人向けかといえば、おそらくそうではない。 地上波ではまず選ばれにくい題材だろう。 だが、そのぶん「何を見る作品なのか」ははっきりしている。 題材を尖らせて、ターゲットに届かせる。 さらに一挙配信が基本なので、公開直後に話題になった勢いのまま、視聴者を満足させることができる。 そして何より、こうした作品には「見なきゃ」と思わせる力がある。 「戸田恵梨香が細木数子を演じる」「あの人物の人生をNetflixがどう描くのか」という話題性は強く、見ないと話題から置いていかれる気すらしてくる。 一方で、地上波の王道ドラマは、どれだけよくできていても、題材が普通ならば「見なくても大丈夫」と思われてしまうことがある。 問題は、作品の面白さではない。 「見なきゃ」と思われないことなのだ。 3か月以上、感情を継続させる大変さ 地上波ドラマは、今も昔も“長く届けること”を背負っていることも問題だ。 1クール3か月。 朝ドラなら2クール分で半年間も、視聴者の心をつかみ続ける必要がある。 この、テレビにとって当たり前すぎる形式が、いま地上波ドラマの難しさになっている。 特に日曜劇場『GIFT』の苦戦は、その象徴に見える。 『GIFT』は、堤真一演じる孤独な天才宇宙物理学者・伍鉄文人が、弱小の車いすラグビーチームと出会う物語。 パラスポーツを舞台に、仲間や家族の大切さ、愛を知っていく完全オリジナルストーリー。 スポーツドラマ、成長ドラマ、仲間との絆、挫折からの再起。 こうした要素は、本来なら日曜劇場と相性がいいはず。 しかし、いまの視聴環境では、感情をじっくり積み上げるドラマを3か月にわたって見続けてもらうことが難しい。 Netflixに慣れた視聴者は、気になった作品を一気に見る。 テンポが合わなければすぐに離脱し、次の作品に移る。 話題になっている作品も、数日単位で消費されていく。 そうした見方に慣れると、週1回、1時間、3か月かけて進む地上波ドラマは、どうしても遅く感じられてしまう。 続きはソースで (2ページ目)「見なくてもいい」日曜劇場&朝ドラが“ダブル低視聴率”に苦しむワケ 面白くても選ばれない地上波ドラマの構造 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け(2ページ目)テレビはまだまだトガっている。心に“刺さった”番組を語るリレー連載「今週のトガりテレビ」。今回は、日本テレビドラマ界を支える日曜劇場・朝ドラ、そろっての“低視聴率”について考える。集英社オンライン…