1 : VIPに... - 2013/04/26 14:56:25.26 dNOLliTfo 1/17 とある雑居ビルのドアを、ボクは勢いよく開けた。幸子「おはようございます!」バタン「おはよう。今日も元気だな」ここは、ボクが所属するアイドル事務所。突然スカウトされた時は驚いたけれど、今はトップアイドルに向かった頑張っています。幸子「おはようございます!プロデューサーさん!」幸子「今日は、ボイスレッスンでしたよね!」「そうだな。まだまだ仕事が無くてすまんな」ボクの担当プロデューサーである、いかにも新人サラリーマンといった風貌の男性は、すまなそうに軽く頭を下げた。幸子「全くですよ!」幸子「カワイイボクがもっと活躍できるように、頑張ってくださいね!」ボクがトップアイドルを目指す理由は、世間にボクがカワイイと認めさせる為にほかならない。しかし、ボクがいくらカワイイといってもまだまだ新人アイドル。下積みのレッスンや仕事が大事だとは、いやというほど聞いた。「よし、じゃあ行くか」ガタッ幸子「はい!カワイイボクとレッスンなんですから、ボク以上に頑張ってくださいね!」学校が終わってからは、レッスン漬けの毎日。ボクはすぐにでも、テレビ番組とかに出演したいけれど、プロデューサーさん曰く「アイドルがバラエティに出るのは、まだまだ先だ。まずはCDデビューが先だな」という事らしい。ボクの言うことを聞き入れてくれなかったのは、不満だけれどその反面、とても大切にされていると感じる。そんな1ヶ月ぐらい前の出来事を思い出していると、いつの間にかボクを乗せた車はいつものレッスンスタジオに着いていた。「今日はトレーナーさんと俺で、3時間みっちりしごいてやるからな」幸子「一刻も早く、カワイイボクに相応しいCDを出せるようにお願いしますね!」プロデューサーさんの爽やかな笑顔に負けないぐらいの、ボクはカワイイ笑顔を返した。 元スレモバP「幸子の事を本当に理解してあげられたのだろうか」…