
1: 征夷大将軍 ★ 2026/04/12(日) 18:05:54 ID:P3lEPjUe9 日刊スポーツ 4/12 淀川長治さん、水野晴郎さん…各局ゴールデンに映画枠があった時代/午後のロードショー30周年 - 梅ちゃんねる - 芸能コラム : 日刊スポーツテレビ東京系「午後のロードショー」(月~金曜午後1時40分)が今月放送30周年を迎え、先ごろ「世界で最も多く映画を放送した地上波番組」としてギネス世界記録に認… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)nikkansports.com テレビ東京系「午後のロードショー」(月~金曜午後1時40分)が今月放送30周年を迎え、先ごろ「世界で最も多く映画を放送した地上波番組」としてギネス世界記録に認定されました。 放送回数6252回(3月31日現在)。 洋画不振、サブスク全盛の世の流れに淡々と逆らい、今や洋画カルチャー最後の砦(とりで)。 よそがやらないことをやる、いかにもテレ東らしい偉業で、取材会も多くの質問と祝福が飛び交いました。 昭和のテレビっ子として振り返ると、かつては各局のゴールデンタイムに洋画番組があって、吹き替えの洋画を見る文化が当たり前にあったことを懐かしく思い出しました。 古い順にざっくり書き出してみます。 ◆「日曜洋画劇場」(テレビ朝日、1966年~2017年) ◆「木曜洋画劇場」(テレビ東京、1968年~2009年) ◆「月曜ロードショー」(TBS、1969年~1987年) ◆「ゴールデン洋画劇場」(フジテレビ、1971年~2003年) ◆「水曜ロードショー」(日本テレビ、1972年~1985年)→「金曜ロードショー」(85年~現在) 「日曜洋画劇場」は、淀川長治さんの映画愛あふれる解説と、「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」の締めのあいさつでおなじみ。 番組の顔となる解説者を司会に置く、映画枠作りのフォーマットとなりました。 「水ロー」「金ロー」は水野晴郎さん。 締めの「いやぁ、映画って本当にいいもんですね」はお約束で、「スターウォーズ」「刑事コロンボ」シリーズなど大作感、娯楽感に強い枠を印象付けました。 「ゴールデン洋画劇場」は、高島忠夫さんのおしゃれな語り口と、映画のジャンルを凝縮したオープニングでいかにも華やか。 「月ロー」は、荻昌弘さんの格調高い雰囲気がそのまま枠のカラーになっていたと思います。 映画枠とは別に、“小森のおばちゃま”として愛された映画評論家小森和子さんのキャラクターも懐かしい存在です。 レンタルビデオの登場や、動画配信サービスをはじめとする定額見放題のサブスクの台頭で、見たい時に見たい映画にアクセスできる時代になり、ゴールデンタイムの映画枠は「金ロー」以外姿を消しました。 それだけに、「2時のロードショー」時代を含めると、なんだかんだ午後帯に44年も洋画を放送し続けている「午後ロー」のすごみをあらためて感じるのです。 逆風の中、地上波で映画を放送する強みについて、映画部の岡本英一郎部長は、目利き役がセレクトする「キュレーション」の力を挙げています。 「サブスクは品ぞろえもたくさんあり、自主的に選べるので一見楽しいのですが、選び疲れをすると思うんですよね。 地上波の場合は、僕達が面白いと思ったものをある意味キュレーションしている形で、ハズレが少ない。 『自分で選んだけど2時間ムダにした』みたいな失敗が少ないのが強みだと思います」。 さらに「サブスクと違って、地上波はタダですから」。 大作からとんでもないB級映画までジャンルが幅広く、やたら「サメ」ものが好きだったりと、何でもありの映画愛。 洋画の砦といわれながら、最高視聴率はコロナの緊急事態宣言で外出が制限された20年5月6日に放送された「殿、利息でござる!」(主演阿部サダヲ、3・4%)というバリバリの邦画であるのもチャーミングです。 2時間枠とはいえ、賞味は90分強。 これだけカットしても配給が滞らないのは、映画を知り尽くした人たちによる“神編集”への配給会社の信頼ゆえで、30年の重みを感じます。 今後は、放送1万回を目指して頑張るそうです。 テレ東スピリッツで、ぜひ達成されることを願っています。 【梅田恵子】(ニッカンスポーツ・コム/芸能記者コラム「梅ちゃんねる」)…