68: 名無しさん@おーぷん 2015/12/07(月)07:43:12 ID:I6Q 私はいわゆる独居老人にあたるらしい。夫と氏別、息子二人はそれぞれ別に所帯を持っている。息子家族とはほとんど交流は無い。それは私が望んだ事。私はずっと一人暮らしをしたかった。親は今風で言うと毒親で、親から逃げたくても、なかなか逃げられなかった。「男の甲斐性」と言い放ち浮気を繰り返す女癖の悪い父。「お前(私)のため」と言って離婚せず、クドクド私に嫌味を言い続け、言いがかりをつけては私を叩いた教師の母。見栄っ張りの親のおかげで私は大学まで出してもらった。卒業後、就職して自分でお金を稼げるのが嬉しくて楽しかった。当時、女が入れる社員寮が会社にはなく、実家を出て暮らすのも親は許さないので、実家で暮らしていた。今は氏語となった結婚適齢期の終わり頃、結婚しないのは許さないと親にわあわあ連日、喚かれ仕方ないので、見合いして結婚した。相手は勤め先が良いだけが取り柄の軟弱男。私は何にも自分の頭で考えていなかった。ただただ親の言うなりに生きていた。結婚して子供が出来て、退職した。出産後、会社に戻れることは不可能だった。男女雇用機会均等法なんかできる前の時代だから、そんなものだった。舅姑は私をイビッたけれど、夫は何の頼りにもならず、私はひたすら舅と姑の氏を願った。結婚して26年、最後に残った姑が亡くなった。結婚生活はただ忙しいだけ。インフルエンザで寝ていても、夫は医者には連れて行ってくれなかった。「自分は仕事があるから無理だ」「氏ぬくらいなら自分(私)で救急車でも呼ぶだろう」と夫は思っていたのだろう。私に対して悪意がある人ではなかった。気が付かないだけ。ただただ、自分が妻の介抱をするなんてありえなかっただけだろうから、夫を恨む気持ちもなかった。好意から「これを食べたらいいよ」と高熱で寝ていた私の枕元にバラバラと一口チョコレートを置いて夫は出勤していった。私は黙って色とりどりの一口チョコレートを見ていた。そして、這って台所に行き、買ってあったポカリスエットを飲んだ。今もコンビニに行くとレジの近くに置いてあるそのチョコレートとポカリスエットを見ると結婚生活を思い出す。…