1. 匿名@ガールズちゃんねる 生活保護とは、「ゼロか100か」の制度ではありません。「全く働けない状態」から、「一部就労しながら支援も受ける」、そして、「支援を受けることから卒業する」。段階的に支えるのが、本来の設計です。 事実、私が生活保護の申請を担当した方の中には、以下のような人がいます。 ・大学生の息子のいるシングルファーザーで、過酷な労働によって精神疾患を患った。働きながら生活保護を受け、息子(世帯分離した)も大学を無事卒業した(兵庫県・50代男性) ・幼い子どもを抱えたシングルマザーで、目の持病があり、アルバイトで働きながら生活保護を受け、子どもを育てている(福岡県・30代女性) 自営業でコロナ禍等の影響を受けて事業に失敗して廃業し、精神疾患を患った。生活保護を受けながら職業訓練を利用し、社会復帰をめざしている(大阪府・20代男性) ・バイクでの新聞配達業をしていたが目の異常により働くことが困難になり、配偶者も病気で入退院を繰り返すようになり、借金を抱えた状態で生活保護を受けた。転職活動に成功し再就職し、生活保護を卒業した(奈良県・60代男性) これらの人たちは、もし、生活保護を利用しなかったら、どうなっていたでしょうか。 声を上げた人を、制度の誤解をもとに叩く社会では、本当に困っている人が支援を求めることができず、人知れず孤独死するリスクを高めるだけです。 2025/06/22(日) 16:48:26…