
1: 匿名 2026/02/14(土) 06:32:49 日本は歴史的な衰退段階に入った…著名投資家レイ・ダリオが分析する「この国に蔓延する無力感の正体」 世界有数の大富豪にして、歴史・社会・文化にも造詣が深い「米経済界のご意見番」。 運用資産20兆円を超えるヘッジファンド「ブリッジウォーター・アソシエイツ」創業者のレイ・ダリオ氏が、ターニングポイントを迎える日本の政治と経済に関する長文寄稿を寄せた。 迷える日本国民の姿は、彼の目にどう映っているのか。 日本が示す「後期衰退段階」の兆候 私は著書などで、「世界の覇権国家は、およそ500年周期で同じような興亡の歴史をたどる」という「ビッグ・サイクル」理論を提唱してきました。 近年の日本経済・金融政策を、この「ビッグ・サイクル」の視点から眺めると、いくつか際立った特徴が見えてきます。 それは、日本が教科書的とさえ言える「後期衰退段階」の兆候を示しているということです。 一つ目の特徴は、長期金融緩和の常態化です。 本来、金融緩和は経済成長を促すための一時的な措置ですが、いまや日本では緩和それ自体が目的化し、「やめられない政策」となってしまいました。 実体経済の活性化よりも、資産価格や金融システムの安定維持が優先され、結果として、生産性や成長力の底上げには結びついていません。 二つ目が、財政ファイナンスへの疑念です。 財政ファイナンスとは、国債を中央銀行が事実上吸収することですが、そのような構造が続くことで、市場による規律は弱まり、財政の持続可能性に対する警戒も薄れていきます。 これは短期的には安定をもたらしますが、長期的には改革を先送りする装置として機能することになります。 三つ目は、中央銀行の政治化です。 本来求められる独立性よりも、政権運営や社会不安の緩和が優先され、金融政策が「痛みを覆い隠す緩衝材」として使われる傾向が強まっています。 これら三つの政策は総じて、改革のコストを回避し続けた国家が、最終的に選びがちな「安定装置」だと言えるでしょう。 「沈黙のポピュリズム」 では、出口を見失った日本は、米国や欧州で広がっているような激しいポピュリズムに向かうのか。 結論から言えば、その可能性は高くないと考えています。 日本には、過激なポピュリズムが噴出しにくい構造的要因があります。 ひとつは、分断軸が可視化されにくいことです。 日本ではアメリカと違って、人種、宗教、移民といった明確な対立が存在しないため、社会的不満が特定の「敵」に集中しにくい。 怒りが外へ向かわず、内向きに沈殿しやすいと見ています。 続く 日本は歴史的な衰退段階に入った…著名投資家レイ・ダリオが分析する「この国に蔓延する無力感の正体」 - ライブドアニュース世界有数の大富豪にして、歴史・社会・文化にも造詣が深い「米経済界のご意見番」。運用資産20兆円を超えるヘッジファンド「ブリッジウォーター・アソシエイツ」創業者のレイ・ダリオ氏が、ターニングポイントを迎えライブドアニュース…