全てのレス元スレ 2: ◆K1k1KYRick:2020/01/01(水) 05:43:48.91 :3YPyFf690 「今日親衛隊の皆さんに集まってもらったのは他でもありません……」 奈良にある某神社の社務所にて我々歌鈴ちゃん親衛隊は 今、プロデューサーと向き合っていた。 俺を含めた六人はいずれも、当時デビューしたての歌鈴ちゃんを 影から何かと支え続けてきた古参メンバーだ。 プロデューサーも我々には一目置いている。 何か問題があった際に彼女は決まってこの歌鈴ちゃん親衛隊を呼び スケジュールから楽曲の順番と、何から何まで相談した上で決断を下す。 それは決して彼女が優柔不断で頼りない女プロデューサーだからではない。 最早我々はファンとプロデューサーというよりかは股肱の臣として 共に歌鈴ちゃんを支え合う大きな家族のような存在となっていた。 「実は……このところ歌鈴は何かしら悩みを抱えている様子なのです。 しかし、私や家族にも悩みを打ち明けようとはいたしません……」 我々は互いに顔を見合わせつつも、プロデューサーの話に耳を傾ける。 アイドルのメンタルがライブに大きく影響を与えるのは周知の事実。 健気なアイドルが笑顔の仮面を纏い続け、気がつけば 手遅れなほどに病んでしまうという事態は珍しくない。…