1: ななしさん@発達中 2026/01/04(日) 10:15:53.66 ID:y9w4DOMj9 「若い女性のヘルパーさんがいい」「あの子に着替えを手伝ってほしい」 80代の父親のこうした発言に、娘のリカさん(仮名・50代)は頭を抱えていました。 要介護3の父親は身体介護が必要な状態ですが、訪問介護サービス利用時に特定の性別・年齢のスタッフを求めたり、ケア中に不適切な発言をすることが増えています。ヘルパーへの申し訳なさと、父親への複雑な感情の間で、リカさんはどう振る舞うべきか悩んでいました。 介護現場におけるハラスメントは、利用者やその家族からの身体的暴力、精神的暴力、セクシュアルハラスメントなどが含まれ、深刻な問題となっています。2021年度の介護報酬改定により、すべての介護サービス事業所にハラスメント対策が義務付けられました。厚生労働省の調査では、介護職員の約21.6%がこの問題を経験していると報告されています。 高齢者からの不適切・性的発言の背景 高齢者による介護職への不適切な言動が見られる背景にはさまざまな要因があります。 ▽世代的価値観の影響 高度経済成長期に働き盛りだった世代には、「介護や家事は女性が担うもの」といった価値観を持つ人が少なくなく、それが介護場面でも無意識に表れることがあります。こうした価値観は本人の中で「当たり前」であるため、不適切な発言だという自覚がないケースもあります。 ▽利用者や家族のストレス 身体の衰えや介護の必要性に対する不安と焦りから、介護職員に対して攻撃的・高圧的な態度を取ることがあります。 自立して生活していた人ほど、他者に依存せざるを得ない状況に強いストレスや無力感を抱きます。これまで自分でできていたことができなくなる喪失感、プライドの傷つきなどから、言動が乱れることがあります。特に排泄や入浴 、プライバシーに関わる介助を受けることへの羞恥心や抵抗感が、防衛的な態度として表れる場合もあります。…