1: 匿名 2025/12/29(月) 13:50:20.83 ID:mpXjcEs50● BE:194767121-PLT(13001) 子どもが欲しいと夫に土下座 「お願いします! あとひとり、あとひとりだけ子を授けてください。お願いします!」 私は土下座して、夫に子作りをして欲しいと頼み込みました。こんなことは、決して初めてではありません。夫は私を抱きたがらないのです。 夫との間にはふたりの女の子がいます。長女が生まれるまで夫は子作りに積極的でした。ふたり目は仕方なく、でも三人はいらないと……。 「もう、勘弁してくれよ。無理なものは無理だ」 耐え切れずに寝室を出ていこうとする夫の良太(三十代)に、私はすがりつきました。 「お願い!」 「もう、うんざりなんだよ!」 良太は大きな溜息をつきながらベッドの端に座りました。 産んでも産んでも満たされない……。子どもは子どもで「私」ではないのだから……。それは痛いほどわかっています。それでも母親でいる時、私は家族に必要とされ、私の居場所が与えられるのです。 だから、どんなに屈辱的な思いをしたとしても子どもを産みたい、産まなくちゃならない……。 「どうしたの?」 長女が目を覚まし、心配そうな様子で寝室の扉を開けました。 「ごめんね。大丈夫だよ。パパはもう少しお仕事あるから、先に寝てなさい」 良太は眠そうな娘の顔を見るなり、疲れ切った表情から一気に優しい父親の顔になりました。 娘を部屋まで送り、寝室に戻ってくるとその表情は曇っていました。そして、私と目を合わせることもないまま、 「これから寝室は別にしたい」 と言うのです。 「そんな……」 その一言は、私の胸に突き刺さりました。まるで、離婚を告げられたかのような気持ちです。たとえレスの状態であっても、夜は隣にいてくれるだけで安心感がありました。それが一緒に眠ることすら拒まれるなんて……。…