韓国ネットの反応 日本政府が、外国人観光客に対する新たな対策として、国立博物館・美術館の入場料を最大で現在の3倍に引き上げる検討に入ったことが報じられ、話題を呼んでいます。29日のヨミウリ新聞によると、文化庁は各施設を運営する法人に対し、外国人観光客向けの入場料を引き上げる「二重価格制」の導入検討を求める方針です。これは、国立施設の運営費における国家予算(税金)への依存度を減らし、収益構造を改善することが主な目的とされています。現在、例えば東京国立西洋美術館の一般入場料は2,300円ですが、この案が実現すれば最大で6,900円にまで跳ね上がる可能性があります。日本政府は、エジプトのピラミッドやインドのタージ・マハル、さらにはフランスのルーブル美術館も非EU圏の観光客向けに値上げを予定している例を挙げ、自国民(納税者)との価格差に理解を求める構えです。一方で、値上げの名目の一つとされている「多言語音声ガイドなどのサービス提供コスト」については、実際には日本語ガイドのみの提供であったり、別途料金が発生しているケースもあり、実態との乖離を指摘する声も上がっています。観光大国としての道を突き進む日本が打ち出した、この「強気な価格戦略」。果たして世界の観光客はどのように受け止めるのでしょうか。この記事へのコメントはこちらからお願いします。…