1: 匿名 2025/12/28(日) 14:23:38.53 ID:??? TID:SnowPig お正月といえば、「おせち料理」だ。 長寿や家内安全の願いを込め、色とりどりの食材を重箱に詰めるおせちは、正月に欠かせない縁起物、というイメージが定着している。 かつては三が日に炊事を休むための保存食の意味もあったというが、品数も手間ひまのかかるメニューも多い。 年末になると、交流サイト(SNS)で「おせち作りがゆううつ」ともらす女性もいる。 中には、家族が食べないと分かっていても、おせち作りがやめられない……と苦しむ人すらいるようだ。 かくも女性を悩ませるおせち、どう向き合えばいいのか考えた。 ◇「義務感で作ってしまう」 <できれば作りたくない。作りたくなければ作らなければいいと頭では分かっているのですが、実際には毎年義務感のように作っていました> 正月が迫る師走、SNS(交流サイト)に吐露したのは九州に住む60代の新木琴葉さん=仮名=だ。 子どものころから、毎年母とおせち料理を作った。 両親と弟の4人家族だが、母は娘だけを台所に呼び、手伝うよう求めたという。 「煮物、煮豆、昆布巻き、なます、キンカンの甘露煮……三が日を過ぎても余るのに、母は毎年作り続けていました。内心では反発していて、『なんでこんなに作るの?』という言葉が喉元まで出かかっていました」 ◇なぜ苦手だったのか ところが、結婚して実家を出た後も、新木さんがおせち料理を作らない年はなかった。 「おせち料理は注文するもの、と言ってもいい時代なのかもしれませんが、何かに縛られているような感覚でやめられない。年末になると、台所に立ちながら『今年もまたやっている』と考えていました」 食材を12月28、29日ごろに全てそろえて、30日と大みそかに作り上げる。 小分けにし、重箱に詰めて親族の集まりに持って行く。 つづきはこちら…