1: 匿名 2025/12/25(木) 12:15:21.13 ID:??? TID:gay_gay 今の日本の労働現場におけるシニア労働者の立ち位置は、女性や外国人労働者と同等、あるいはそれ以下の極めて低い地位にある。 シニアには仕事の選択肢が少なく、賃金は低く、そして健康不安を抱えながら働く人も多い。それでも彼らが働くのはなぜなのか。 筆者は取材を始めた当初、シニアが働き続ける動機には「低年金」が大きく関わっていると考えていた。 ところが衝撃を受けたのは、60歳を過ぎても「子育てが終わらない」という現状を抱え、働き続けなければならないシニアが急増していた点である。 たとえば、ある60代女性から聞いた話。 「成人した息子が仕事を辞めて実家にひきこもってしまい、生活費を稼ぐために60歳を過ぎて働きに出なければならなくなった。長年専業主婦をしていたためパソコンなどを使う仕事はできないので、清掃の仕事を始めた」 こちらはある70代女性。 「中学校の頃からひきこもり状態にある40代の息子がいる。70代の夫は年金生活に入っているが、三人で自宅にいて顔を合わせるのがつらい。家族内のトラブルを避けるために、私は今でも会社で庶務の仕事をしている」 今、日本において「ひきこもり」の問題は深刻度を増している。ひきこもりとは、厚生労働省の定義では、「様々な要因の結果として、就学や就労、交遊などの社会的参加を避けて、原則的には6か月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態のこと」を指している。2022年の内閣府の調査では、ひきこもりの人は全国に146万人いることがわかっている。同様に、高齢の親と暮らす独身の子どもの割合も、年を追うごとに増加傾向にある。 続きはこちら >>…