1: 冬月記者 ★ 2EweqDpd9 2025-11-11 20:18:00 NHK衛星契約が半年で12万件減、コロナ禍上回るペース…古賀経営委員長「どうにかならんのかとは思う」 NHK経営委員会の古賀信行委員長は11日開催の委員会後の記者会見で、4~9月の半期で衛星契約数が12万件減ったことについて、 「大きいなとは思う。どうにかならんのかとは思うけど、一つのアイデアでどうにかなる話ではない。現状認識をきちっとして愚直にやっていくしかない」と述べた。 NHKの受信契約総数は、過去最高だった2019年度末の4212万件からコロナ禍などで減り始め、24年度末は4067万件と5年間で145万件減少した。 10月に公表された第2四半期業務報告書によると、9月末現在の契約総数は4043万件で、昨年度末より24万件減。 このままのペースだと、コロナ禍により年間43万件が減った2020年度に次ぐ40万件の減少幅となった24年度に迫るか、それを上回る恐れが出てきた。 中でも衛星契約数は、上半期で早くも12万件減った。コロナ禍の20年度でさえ年間17万件減にとどまっていただけに、状況は深刻だ。 これらを踏まえ、古賀委員長は、現在経営委で選考が続く次期会長人事について、「NHKがいい時代だったら、なりたい人もいっぱいいるだろうけど、不況で衛星契約数も落ちている。こんな難題山積な中で受ける人いるだろうかと正直思う。募集はできないからやりませんけど、非常に難題。やれと言われても僕だって絶対イヤですよ。いい人があったら紹介してもらいたいぐらい。一般的に経営手腕のある人でもきついだろう」と述べた。 その上で、「むしろ(会長を決めるだけでなく)仕組みを含めて変えていかないと、状況を打開していく体制にはならないかもしれない」とも指摘した。…