1 名前:プニセイコックス(東京都) [CN] 2025/11/03(月) 14:10:27.95 ID:WWfp0XgK0● ?2BP(2000).net 台湾周辺では近年、海底通信ケーブルの損傷事件が相次ぎ、台湾への統一圧力を強める中国のグレーゾーン作戦とみられている。ただ事件に関与した船の多くは規制が緩い国に船籍を置く「便宜置籍(べんぎちせき)船」で、中国当局の関与を立証するのは難しいのが現状だ。 台湾南部の台南市沖で2月、中国人船員8人が乗ったトーゴ船籍の貨物船が錨(いかり)を下ろしたまま「Z」の字を描くように航行。台湾本島と澎湖諸島を結ぶ海底ケーブルを損壊させた。澎湖諸島は台湾軍がミサイル基地やレーダー基地を置く本島防衛の要衝。中国は有事の際に通信環境の孤立を狙っており、台湾側の対応を試した可能性がある。 貨物船の船長の男は電信管理法違反罪で起訴され、6月に懲役3年の有罪判決が言い渡された。ただ男は「過失」を主張し、黒幕とみられる船主についても「知らない」と供述。検察当局は背景に中国資本があるとみて捜査を継続している。 1月には台湾北部海域で中国人船員7人が乗ったカメルーン船籍の貨物船が国際通信用の海底ケーブルを切断した疑いも浮上した。 台湾当局は5月、中国の「複合型脅威」についてまとめた報告書で、海底ケーブルの安全は「経済や民生、国防の機能にかかわる」と指摘し、同志国との連携も強化している。9月の日台与党間の会合では、海底ケーブルの安全確保を日台の枠組み「海洋協力対話」の議題とすることで一致。また林佳竜外交部長(外相に相当)は10月、民主主義国が情報共有などを通じて共同で対処する「国際海底ケーブルリスク管理イニシアチブ」を提唱した。…