「県警本部が臨港署に対してどのような助言をしたか。その過程は当然、内部で検証されています。と同時に、以前にあった、容疑者絡みの“ある事件”も話題になりました」 その“事件”は十数年前に起きた。 「白井が高校1年生のとき、知人をリンチして大けがを負わせたのです。白井はその知人からバイクを借りて乗り回していた。なかなか返そうとしないので、知人が何度か催促すると、白井がいきなり十数人も仲間を引き連れて知人の元を訪れ、集団でボコボコにし、警察沙汰になったのです」 だが、暴行や傷害などの事件にはならなかった。 「けがを負った上にバイクも返ってこない。知人はとんでもない目に遭ったのに、被害届を出そうとしなかった。白井はもちろん、連れてきた仲間たちによる報復を恐れたからだと思われます」 (中略) ラッパー活動をしつつ、川崎市内にあるとびの会社で働いていた。 「給料がさほどいいわけでもないのに、いつもタクシーで移動し、領収書をたくさん財布に入れてました。それについて尋ねた相手には“母親が金をくれる”と言っていた。被害者の岡﨑さんが勤めていた川崎駅近くのスナックには、最初は会社の人に連れて行ってもらったらしいけど、岡﨑さんと付き合えたのは自分の給料ではなく母親の金を使ったからですよ」 ※詳しくは下記リンクより…