トリコ モノクロ版 2 (ジャンプコミックスDIGITAL) 1: 2025/05/07(水) 12:19:39.365 毒ヘビに200回かまれた男性…汎用解毒剤への道をひらく今回、ヘビ毒の解毒剤の基盤になった抗体は、米国のトラック整備士出身のティム・フリーデさん(57)から提供されたものだ。フリーデさんはヘビ毒に対する免疫力を高めるために、18年間にわたり、コブラなどの致命的な16種類のヘビの毒を650回以上、自分に投与した。また、ヘビの鋭い牙を約200回、直接自分の体に刺した。フリーデさんは2000年代初頭にヘビ毒の実験を開始した当初には、コブラ2匹にかまれた後、昏睡状態に陥ったりもしたが、ヘビ毒の解毒剤開発の一助になると考え、独自の免疫実験を続けたという。 米国の生命工学企業「センティバックス」とコロンビア大学の共同研究チームが、フリーデさんの体内に生成された2種類の抗体と既存の解毒剤であるバレスプラジブを結合し、WHOが指定する最も危険なブラックマンバ、キングコブラ、タイガースネークなどのコブラ科の毒ヘビ19種の毒素に対する解毒剤を開発したと、国際学術誌「セル」に発表した。 研究チームは、マウスによる実験の結果、13種類のヘビ毒について完全な解毒機能を、6種類については部分的な効能を示したことを明らかにした。これは、ヘビ毒全体に使える汎用解毒剤を作るのに一歩近づいたことを意味する。フリーデさんはニューヨーク・タイムズに「人類のために何かができて、本当に誇らしい」と述べた。 ※関連記事 【動画】陽キャ「うわ、職場にヘビおった!動画撮ったろ!w」…