1 名前:昆虫図鑑 ★:2025/04/20(日) 16:12:01.68 ID:9X4aMVCe.net 一時的需要停滞だろうか長期不況だろうか。新車発売、メーカーの価格割引にも韓国の電気自動車販売台数がなかなか反騰しないため現在の需要不振が長期化する恐れがあるという見通しが出ている。 韓国自動車モビリティ協会(KAMA)によると、3月の韓国の電気自動車販売台数は1万8708台で昨年3月の2万225台より7.5%減った。前月の電気自動車販売台数が昨年2月の3583台から295.7%増の1万4179台に増加したのと対照的だ。 専門家らは2月の販売台数急上昇より、3月の販売台数下落に注目する。昨年より1カ月早い2月初めから補助金が支給され自動車メーカーもタイミングを合わせて1台200万~400万ウォンの割引プロモーションを進めたが、販売回復傾向が1カ月ぶりに鈍化したためだ。 新車級電気自動車の販売台数も不十分だった。昨年7月に発売された起亜(キア)の小型電気自動車「EV3」は2月に8028台が販売されたが3月の販売台数は6288台で21.7%減った。軽自動車タイプの電気自動車起亜「キャスパーEV」は2月に1061台、3月に1185台販売されたが昨年8月の発売から5カ月間の月平均販売台数1574台を下回った。 韓国産業研究院のチョ・チョル選任研究委員は「補助金支給時期に瞬間的に販売台数が増加して再び下落した事例で、2年連続の電気自動車販売下落傾向を回復したとみるには力不足。補助金を受けるための先行購入がある程度終わる4月からは販売台数がさらに減る余地があり電気自動車内需市場の長期沈滞が懸念される」と診断した。 輸出も赤信号だ。KAMAによると、1-3月期の韓国自動車メーカーの電気自動車輸出は前年同期比21.7%減少した6万3933台だった。問題は海外電気自動車市場がむしろ成長した点だ。英市場調査機関ローモションによると、1-3月期の世界も電気自動車とプラグインハイブリッドカー(PHEV)の販売台数は前年同期比29%増の170万台だった。中国が36%、欧州が22%、米国が19%など、主要市場がいずれも前年同期比で成長した。このように世界的に電気自動車市場が反騰したのに韓国の輸出が減っており、業界では現地生産にともなう輸出代替効果、中国製電気自動車との競争などを原因に挙げている。 電気自動車内需販売も輸出もいずれも振るわず、国内生産ラインの打撃が避けられなくなった。現代(ヒョンデ)自動車は24日から30日まで「アイオニック5」「コナEV」を生産する蔚山(ウルサン)工場第1工場の第2ライン稼動を中断する。このラインは2月にも5日間稼動を止めた。1-3月期にアイオニック5は内需2585台、輸出6977台の9562台、コナEVは内需900台、輸出3044台の3944台が売れたが、前年同期比ではアイオニック5が58.7%、コナEVが14.9%減少した数値だ。 これに対しハイブリッドカーは輸出が大きく増えた。KAMAによると、1-3月期のハイブリッドカー輸出台数は11万7417台で昨年1-3月期の8万4245台より39.4%増加した。現代自動車「アバンテ」が85.3%増えたほか、「ツーソン」が17.9%、起亜「スポーテージ」が38.9%、「ソレント」が76.2%、「カーニバル」が47.8%増え全体の増加傾向を導いた。ハイブリッドカーは電気自動車より多様な仕様を選択でき、同クラスで価格競争力も高い点が輸出増加に影響を与えたとみられる。 韓国自動車研究院のイ・ハング諮問委員は「最近中国製電気自動車の値下げで他の自動車メーカーも価格を引き下げ電気自動車販売台数が増加している。電気自動車の需要低迷が終わっても韓国のメーカーはたくさん売っても儲けが少ない状況に置かれかねず悩みが大きいだろう」と予想する。 引用元:…