
転載元: 冬月記者 ★ 2025/04/12(土) 23:47:34.82 ID:h8FiYd1Y9 「いまの佐々木は藤浪みたいな状態かもね…」NHK解説者が指摘する、“佐々木朗希と藤浪晋太郎の共通点”「制球難だとドジャースも使いづらい」 アメリカ本国で現地時間3月27日に全チームがMLB開幕戦を戦った。 2週間ほど経ったMLBのシーズンをNHK解説者の武田一浩氏(元日本ハム、ダイエー、中日、巨人)に解説してもらった。 「佐々木は藤浪晋太郎のような状態かも…」 3月末からドジャースとカブス以外の日本人メジャーリーガーも本格始動したが、注目されているのは佐々木朗希だろう。 佐々木は日本での開幕戦2戦目に先発し、3回1失点5与四球で降板。その後の29日タイガース戦でも2回途中2失点4与四球で降板し、この2戦では制球難が浮き彫りになった。 「俺が一番感じているのは、投球動作で佐々木の体がブレていること。投球フォームが暴れている。足を上げたときに体がふらついて、目線もブレてしまい、コントロールがつかない。逆に大谷翔平や山本由伸を見ていると、ふたりとも常に同じフォーム。体が左右に揺れないから体重が乗って安定感がある。足を上げても立ち姿がしっかりしているけど、今の佐々木は体が左右に倒れる。そういうメカニックな部分を直さないといけないかもね」 また、メジャー独特のマウンドの硬さや滑りやすいボールにも、佐々木は対応しきれていない印象があるという。 「まだボールが滑るんじゃないかな。実際、回転数も完全試合をしていた頃より落ちている。速球派の投手は、投げるときにボールをグッとグリップして押し込むような感覚で投げるけど、メジャー球は滑る。そこにまだ戸惑いがあるのかもしれない。逆に俺みたいにそんなに球が速くない投手は、ボールを滑らせて投げるから気にならないんだけどね。いまの佐々木は藤浪晋太郎のような状態になってるかもね」 「制球難だとドジャースも躊躇する」 一方で、藤浪はマリナーズ傘下3Aタコマで8日も投げ、3試合連続無失点となった。防御率はここまで4試合で2.25。制球難という課題は克服できるのか。 「ふたりとも手足が長いからフォームがばらつきやすいんだと思う。ただ、藤浪と佐々木は投げ方が違う。藤浪は元々クロスステップで腕が少し遅れて出てくるけど、佐々木はまっすぐ踏み出して腕がそんなに遅れずに出てくる。藤浪の場合、コントロールがいいときのクロスステップの投球は武器になってたけど、コントロールが悪くなったことで、それが凶器になっちゃった。佐々木に関しては、契約上マイナーに落とせるのかわからないけど、ドジャースは今後どういう使い方をしていくのか気になる。このままコントロールが定まらないと使うのも躊躇するだろうね」 佐々木は3度目の先発登板となったフィリーズ戦では、5回途中まで投げて1失点3安打2四球4奪三振の好投。ここから評価を高めていくことが期待される。 続きはリンク先…