
1: 2025/04/03(木) 11:30:58.987 豪ブリスベンの地裁が4月1日、YouTuberのKarl Jobstさんによる、『ドンキーコング』世界記録保持者のBilly Mitchellさんに対する名誉棄損を認め、35万豪ドル(約3,300万円)と利息および費用の支払いを命じました。Mitchellさんは1980年~1990年代にかけ、『パックマン』のパーフェクトスコアや『ドンキーコング』のRTAなど、複数の記録保持者として広く知られるゲーマーです。2018年には『ドンキーコング』『ドンキーコングJR.』でのRTA記録に関して、アーケード用筐体ではないエミュレーターを使用した疑惑により一時はスコアが削除されましたが、その後新たな証拠や証言をもって名誉を挽回、2020年のギネス世界記録にもその名を復活させたという過去を持つ人物。一方、35万豪ドルの支払いを命じられたKarl Jobstさんは主にRTAなどのゲーム関連の記録、ゲーム内での不正行為といったコンテンツを配信するゲーム系YouTuberです。ただし、今回の裁判の争点はMitchellさんが保持する記録には一切関係がありません。先述の数々のゲーム記録について、また別のYouTuberが2020年に「不正行為による記録だ」とする動画を投稿。この動画を巡ってMitchellさんは訴訟を起こし、最終的には問題の動画の削除、Mitchellさんに関する発言を今後行わないといった条件で和解したものの、同年12月にYouTuberの自殺という結末を迎えてしまいました。Jobstさんは2021年、“The Biggest Conmen in Video Game History Strike Again!”(ビデオゲーム史上最大の詐欺師、再び現る!)という扇情的なタイトルの動画を公開。その内容は上記の2020年のYouTuber自殺の一因が「訴訟と100万ドルの損害賠償金や、Mitchellさんに精神的に追い込まれたことにある」とするもので、Mitchellさんがその死を「喜んでいた」と示唆したとのこと。(※実際にはこの判決による金銭の授受は行われなかった)動画は50万回再生され、Mitchellさんが名誉毀損の訴訟を起こしたという次第です。英メディア「The Guardian」によれば、判事はKarl Jobstさんに対して5つの名誉棄損を認め、損害賠償として30万豪ドル、加重損害賠償として5万豪ドル、さらに利息として3万4,000豪ドルの支払いを命令。動画公開前にきちんと調査を行わなず、真実について「驚くほど無関心だった」と述べたとのことです。 ※関連記事 【悲報】RTAの歴史表、なにかがおかしい…