
転載元: ネギうどん ★ 2025/03/31(月) 10:58:22.88 ID:U7YRWx9C9 2012年から昨年(2024年)まで、夏の大阪大会は大阪桐蔭もしくは履正社のどちらかが制し、全国高等学校野球選手権大会に出場してきた(南北にわかれた2018年の100回記念大会では北大阪代表が大阪桐蔭で、南大阪代表が近大付だった)。また春のセンバツにおいては、2010年から両雄のどちらかが出場し、同時出場も2012年、2013年、2017年、2020年、2023年の5度。2017年には両校が決勝で対決した。 (略) 強豪校への第一歩はやはり選手のスカウティングだが、大阪桐蔭が圧倒的に優位だったスカウティングの変化についても辻盛監督は口にした。 「数年前までは、大阪桐蔭とスカウティングで競ろうという学校がなかった。それぐらい、大阪桐蔭が人気でした。ところが最近は横浜、東海大相模、仙台育英などが関東だけじゃなく、関西や九州、東北を回っていて、スカウトに関しても大阪桐蔭一強ではなくなっています」 中3の秋に148キロ「今春入学の逸材」が選んだ進学先とは 根尾昂(現・中日)や藤原恭大(現・千葉ロッテ)らを擁した大阪桐蔭が春夏連覇を達成した2018年を前後して、U-15侍ジャパンをはじめとする中学硬式野球の日本代表を経験した全国の有望中学生が大阪桐蔭に集結していた。しかし、近年は横浜や東海大相模、2022年に全国制覇を達成した仙台育英といった高校野球ヒエラルキーの上位に位置するような名門校に分散する印象がある。 その要因として考えられるのは、大阪桐蔭からプロ野球選手となった選手が、2012年に春夏連覇を牽引した森友哉(現・オリックス)以降、期待値通りの活躍ができていないことではないだろうか。それゆえプロを現実的な目標に掲げる選手が大阪桐蔭以外の強豪校に目を向けることが多くなっているように思えるのだ。 筆者は2年前、中学硬式野球で圧倒的な強さを見せていた東海中央ボーイズの選手たちを取材し、彼らの進路についてレポートした。ビッグ5と呼ばれた投打の主力メンバー5人に大阪桐蔭の西谷監督は声をかけたが、全員が大阪桐蔭には進学せず別の学校に進学した。そのうちのひとりが現在開催中のセンバツで2年生ながら智弁和歌山の正捕手を務める山田凜虎(りとら)であり、横浜高校の一塁手・小野舜友や外野手の江坂佳史である。大阪桐蔭が出場していないセンバツで、出色の活躍を彼らは見せている。 続きはソースで…