365:本当にあった怖い名無し:2006/12/12(火) 03:40:52 ID:pD4p4G5X0友人(Aとします)の話です。 Aには愛用の自転車がありました。 それを飛ばして学校へと来ていましたが、 ある日派手に転倒してぶっ壊れたそうです。 それからと言うもの、しばらくAは早起きして、 歩きで登校していました。(この間相当愚痴ってました。) それからまた、幾日か経ったある日のことです。 自転車で登校してきたAと、校門で鉢合わせになりました。 Aは新しい自転車に乗っていました。 私は、「ついにあの自転車捨てたのかw」と言い、茶化しました。 しかしAはちょっと嫌そうな顔で、 「捨てたのは捨てたけど、お前が思ってるような理由じゃない」 と言いました。 気になった私は、詳しく話を聞きました。 Aは、自転車が壊れてしまってから数日後に、 自分のそれが修理されている事に気付いたそうです。 (なんと彼は、壊れた自転車を家まで持って帰っていた) それはかなり荒っぽい修理で、「機械には弱いけど、頑張って直したよ」 というような仕上がりだったらしく、辺りには部品のような物も落ちていました。 無論、Aの知る人物でそれをした者はいません。 では一体誰が・・・? A曰くその時、「もう、かなり嫌な感じがした」そうです。 それは、夜、自分の自転車置き場から妙な音が聞こえてきた事で、 確信へと変わりました。Aは彼の父親に説明し、 2人で恐る恐る見に行ったそうです。 そこに居たのは、手が血だらけになった中年の女性でした。…