【ベトナム】越産コメ、日本のスーパーへ[農水] 「令和の米騒動」商機にPB化 ベトナムの食品流通大手タンロングループは、ベトナム産ジャポニカ米を日本の大手スーパーチェーン複数社のプライベートブランド(PB)として販売する 最終調整に入った。早ければ3月末にも都市部の店舗で販売が始まるとみられる。 2025年は前年6倍超の年間2万トン出荷を目標に、3月に収穫が始まった春作からは合計1万5,000トン超を輸出する。 タンロンには日本全国のスーパーから「日本水準のコメが欲しい」との問い合わせが続いており、他国向けの在庫を振り向けて供給を拡大することも検討している。 (中略) タンロンは、日本が業務用に多く輸入している「カルローズ」(米国カリフォルニア州などで栽培されている中粒種のジャポニカ米)よりも日本のコメに味わいが近く、かつ、日本産よりも価格が安いという位置づけで越産米の売り込みを狙う。 きらぼし銀担当者は、日本の小売り各社は安定供給が見込める代替生産地としてベトナムに注目しており、タンロンのコメは大手バイヤーからも評価を受けていると自信を示す。試食した大手スーパーの商品開発部担当者からも「特に春作の新米については日本産と並ぶレベルだ」との太鼓判を押された。 ※詳しくは上記リンクより 関連記事…