23日午後、岡山市の山あいの地域で発生した山林火災は、山すその一部の建物にも延焼する被害が出て、現在も消防による消火活動が続いています。 これまでにけがをした人はいないということで、岡山市は南区の403世帯893人に避難指示を出して、警戒を呼びかけています。 岡山市消防局によりますと23日午後3時ごろ、岡山市南区飽浦で「山が燃えている」という通報が複数ありました。 火は現在も燃え広がっていて午後10時までに76ヘクタールが焼けたということで、山すそにある倉庫1棟が全焼し、住宅の一部が焼けるなどあわせて5棟の建物にも延焼しています。 これまでにけがをした人はいないということです。 午後10時の時点では、消防車27台が消火活動にあたっていて、このあと夜を徹して消火活動を続けることにしています。 また、岡山県は、自衛隊に24日の朝からヘリコプターを使った消火活動をするよう要請しています。 火が住宅に燃え広がる可能性があることから、岡山市は午後8時45分、 ▽南区の飽浦地域の182世帯417人、 ▽南区の宮浦地域の221世帯476人の あわせて403世帯、893人に避難指示を出し、光南台中学校を避難所として開設しています。 ※詳しくは上記リンクより ライブカメラ 関連記事…