関連記事 【ゾッ】山でキャンプ。テントが開けられ、爺「もし、旅かな?」俺「(頷く」→男「もし、旅かな?」俺「!?」ここはダメだ逃げよう、さっきの男達をみたら全長4mの黒衣が2人を操ってて… 【戦慄】友「ごめん、ツいてきた」私「何が?」友「さっき鳥居にいた着物の女」私「え…」→ニタリと嗤う半顔の女。おびえた友達が「誰かになすりつけよう」と言い出して→結果… 792 2018/08/08(水) ずっと気になってることがあり、誰かに聞いてほしくてこのスレに来ました とても長くなりましたことを先にお詫びします 発端は四十年近く前になります 私は幼い頃、離婚した母に連れられてそこそこの地方都市から母の故郷である山間部の集落に転居しました 住んでる人も少なくみんな顔見知り、スーパーなんか無くて個人商店が一軒ようやくあるような、山あいのちいさな所でした そこには同じ年くらいの男の子二人と女の子一人がいて、私はすぐに女の子の「きーちゃん」と仲良くなりました 男の子二人はいじめっ子で苦手で避けてましたが、きーちゃんとはよく一緒に小川や畑のまわりで遊んでいました ある日、きーちゃんが山に野いちごを食べに行こうと言いだしました 私は猪や熊や蛇の怖さや、もし沢や滝に落ちたらどうなるかとか、天狗や妖怪にまつわる話を祖父母から夜な夜な寝物語として聞いていて怖かったので渋りました でもきーちゃんはここで生まれ育ったためかそんな話は慣れっこで、すぐ帰れば大丈夫だよとゆずらず、結局山に行くことになりました 私も嫌々だったのは最初だけで、山の入口付近で人とすれ違ったのや、何よりも道すがらきーちゃんが教えてくれる木やキノコの種類や山菜や沢蟹がとれるポイントなどの話が楽しくて、すぐに山のぼりに夢中になりました 途中、大きな大きな石の脇に小さな祠みたいなものもあり、きーちゃんがその前を通る時に手を合わせたので私も真似したりして、ちょっとした非日常の連続にドキドキしたのを覚えています…