全神経を野球にだけ研ぎ澄ましている印象もある大谷だが、周囲への目配り、気配りも忘れないだけの人間性を兼ね備えていることが、チームメートやファンから愛される理由だ。 米アリゾナ州グレンデールで行っていた2月のキャンプ中のある日。女性の球団スタッフが髪形を変えてクラブハウスに登場すると、着替えをしていた大谷が手を止めて英語で「今日は髪形が変わったね!」と、わざわざ声をかけた。連日、大谷とは顔を合わせているスタッフとはいえ、チームの看板選手でもある背番号17から英語で話しかけてもらい、褒められたことがとてもうれしかったようで、顔を真っ赤にしていた。 さらに、完璧な着飾った紳士ではなく、ちょっと抜けていてユーモアがあるところも、周囲をとりこにする理由の一つ。女性スタッフとの会話も終わり間際、大谷の口から出たのは「昨日まではどんな髪形だったっけ?」。バラエティー番組であれば全員が椅子から転げ落ちそうな“オチ”だが、大谷の周囲から笑顔が絶えない理由がよく分かる、たった30秒ほどの出来事だった。 ※詳しくは上記リンクより 関連記事…