1: 群馬県桐生市の生活保護の不適切支給問題を検証する第三者委員会(吉野晶委員長)の最終会合が14日に開かれ、市民や市職員から寄せられた生活保護担当職員の問題行動が明らかになった。報告書は28日に市長へ答申される。 市民や受給者からは「職員の乱暴な言葉遣いで申請を断念した」「家族がいるなら支え合えと言われた」など申請を阻む対応が指摘された。 市職員からも「恫喝や罵声が日常茶飯事」「福祉課の異常な業務実態」など内部告発が6件あった。 昨年の県特別監査でも申請権侵害が疑われる対応が確認されており、今回の情報提供で問題が再び浮き彫りになった。 吉野委員長は「組織的な問題」と認識し、再発防止策に活用すると述べた。 関連記事…