1 : 堅牢な金網の中には、ほんの一部だけ目隠しがついたシャワールーム。薄暗い廊下の奥には鉄格子が張られた独房が続く。大谷翔平選手の口座から約26億円をだまし取った罪で禁錮4年9カ月の量刑が言い渡された水原一平被告(40)が間もなく入ると目される、ロサンゼルスの港に浮かぶ人工島に造られた「ターミナルアイランド連邦矯正施設」である。 「大谷をだました彼がいじめられるのは間違いない」 「服役囚たちの大半はドジャースファン。大谷をだました彼がいじめられるのは間違いない」と断言するのは、「自分もその刑務所に服役していた」と言う一般社団法人「Homie子ども未来育成会」代表の井上ケイ氏(63)だ。 井上氏は、アメリカで10年余り服役した過去を持ち、その体験は「チカーノKEI~米国極悪刑務所を生き抜いた日本人~」(秋田書店)という漫画にもなっている。 獄中生活の中で井上氏が「いちばん心配だ」と言うのは、一平被告が依存したギャンブルだ。 娯楽が少ない刑務所内ではすべてが賭けの対象で、カードゲームはもちろん、テレビでスポーツ中継を見れば、勝敗を賭けるのが日常。グルになってハメようと思えば簡単で、すぐに借金が増えてしまう。 「1ドルだろうが1000ドルだろうが、金額にかかわらず、約束した期日までに返せないと、メンツをつぶされたという理由で殺されてしまう。そんな場所なんです」(同) 全文はソースで 6 : 班長には逆らうな…